1週前の週末。
僕は、3年4ヶ月ぶりに峠走を行った。
いやはやホントにキツかったし、その後数日は、久しぶりに筋肉痛に悩まされた。
ただ、筋肉痛が起きたということは、それだけ筋肉に刺激があったということで、山北まで遠征した価値はあったんじゃないかと思う。
僕はスピードトレーニングが苦手で、普段はほとんどやらないため、下りの傾斜に力を借りることができる峠走は、素晴らしいと再認識。
山北(足柄峠走の拠点)が、もっと近ければなぁ…。
単に峠走を行うだけなら、足柄峠以外にもたくさん候補がある。
りるさんによるこのエントリーは、首都圏地方で峠走に興味がある、全てのランナーにお勧め。
僕のような「なんちゃって」ランナーのいい加減なエントリーと違って、経験に裏打ちされた詳細なレポートと分析が素晴らしすぎる。
僕は最近、このエントリーを参考にしながら、他の遠征候補を検討中だ。
ただ、足柄峠走には、ランだけではない大きな魅力がある。
それは…。
スタート/フィニッシュ地点の「山北町健康福祉センター」にある…。
さくらの湯だ。
フィニッシュ直後に、広々とした温泉でゆっくりと身体を休めることができるのは、なにより大きな魅力。
利用料金は、2時間まで500円。
今年の3月までは2時間400円だったので、100円値上がりしてしまったのだが、それでも十分安い。
午後から走るランナーであれば、さくらの湯内のロッカーに荷物を預けて走ることも可能だ。(追加料金1時間あたり100円)
初めて足柄峠走を行った12年前のことを思い出す。
僕はこの「さくらの湯」で、感動的な極楽体験を得て、峠走にハマったのだ。
「さくらの湯」は、足柄峠走ランナーのパラダイスと言っても過言ではない。
そんな「さくらの湯」にも、僅かながら難点がある。
営業開始時間が遅いことだ。
「さくらの湯」がある山北町健康福祉センターは、午前8時半に開館する。
しかし、「さくらの湯」が利用できるのは、午前11時から。
12年前は10時から利用できたのだけれど、いつしか10時半からの営業に変わり、一昨年の末からは11時オープンになってしまった。
早朝から走り出してしまうと、いくらのんびり走っても「オープンまでの時間が余る」ことになってしまうのが悩みの種。
だから僕は、以前、早朝から走り始めた時、午後の予定があった関係で、さくらの湯に寄らずに帰宅することもあったほど。
今回の峠走においても、僕は、3時間近くかかってしまったにも関わらず、「さくらの湯」の営業開始まで30分以上残っていた。
だから僕は、汗だくのまま、センターの館内で待ちぼうけを食らう状態に。
あぁ、料金はもう少しかかってもいいから、開店時間を早めてくれないかなぁ…。
さくらの湯では、ランナーに向けてポイントカードのサービスも実施している。
1回利用するごとにスタンプが1つ押され、5つ貯まると、次回の2時間入浴券として利用できるサービスだ。
僕は今回、4年ぶりにこのカードを持参した。(3年4ヶ月前に走った時は、さくらの湯に寄れずに帰宅。)
僕は4個までスタンプが押されていたので、特典獲得までリーチの状態。
今回は、なにしろ4年ぶりの利用となるので、期限切れなんじゃないかと心配したのだが、特に期限はないとのことで…。
スタンプが5個貯まった!
店員さんから「おめでとうございます」「次回は無料でご利用できます」との言葉をいただき、僕は感慨深くなった。
他の峠走も気になるが、次回はやっぱり無料でこのさくらの湯を味わいに来よう。
前述、りるさんのブログによれば、足柄峠走と同じく、山北を起点とした「大野山ルート」というのがあり、それもちょっと気になってきた。
足柄峠以上に傾斜がハードなようなので、心が折れないか心配ではあるのだけれど、まぁ、いざとなったら、登りは全部歩いてもいいしw
いずれにしても、下りきったところにパラダイスが待っていることは間違いない。
それを楽しみに、また、山北へ遠征したいと思う。