餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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4年ぶり「サロマ湖100kmウルトラマラソン」で、山口純平選手(エルドレッソ)が100kmの日本記録更新!

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今日、遂にサロマ湖100kmウルトラマラソンが還ってきた。

第38回サロマ湖100kmウルトラマラソン【公式】

4年ぶりの開催が、ついに実現したのだ。

2020年から始まったコロナ禍は、この大会に大きな翳を落としていた。

昨年は、他のマラソン大会が軒並み復活していたため、3年ぶりの開催が期待されていたが、ボランティアの安全が確保できないということで、中止。

僕は、このとき、今後の存続も危ういのではないかという危惧を抱いた。

しかし、ついに復活だ。

4年ぶりの開催を祝うかのように、絶好の好天に恵まれ、そんな中、凄まじい記録が誕生した。

山口純平選手が、100kmウルトラマラソンの日本記録を樹立したのだ。

ウルトラマラソンの日本記録は、1998年から2017年に至るまで、砂田貴裕選手が保持していた。(6時間13分33秒/第13回サロマ湖100kmウルトラマラソンで樹立。)

そしてこれは、日本記録=世界記録でもあった。

2018年の第33回大会。

風見尚選手が、6時間9分14秒の快記録で、20年ぶりにその世界記録を塗り替えた。砂田選手の記録を、4分以上塗り替える驚異的なタイムだ。

しばらくは、このタイムが世界記録を続けていくかと思ったが、それは意外な形で更新される。

今年の5月14日。

リトアニア・ヴィルニュスの競技会において、A.ソロキン(リトアニア)が、6時間5分35秒で優勝し、世界記録を上回った。

この大会は、1.644kmの周回コースをぐるぐる周り続けるもので、ロードを走るサロマとはちょっと性格が異なる。(まぁ、これはこれで単調で大変だと思うけれど…。)

とはいえ、世界記録は世界記録だ。

今年の山口純平選手は、その記録にこそ届かなかったものの、4年前のサロマ記録を更新し…。

6時間6分8秒!

の日本新記録でフィニッシュした。素晴らしい。

今年のサロマ地方は、(前回世界記録の)2018年当時より気温が高かったにもかかわらず、だ。

いやぁ、凄すぎ。

もう少し気温が低ければ、世界新記録だったかもしれないのになぁと思うと、ちょっと残念だが、でも、素晴らしい記録だ。


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