夢に見たラジオ番組が、ついに還ってきた。
『坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』が11年ぶり復活!「とにかく笑っているうちに2時間が過ぎてしまった」 – ニッポン放送 NEWS ONLINE
先週の月曜日。
あの「坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポン GOLD」が、11年ぶりに復活したのだ。
ちょっとご紹介が遅れてしまったけれど、radikoのタイムフリーでは、まだ聴くことができる(明日8/12まで)し、神アプリのらくらじ2を使えば、録音して何度でも聞き直すことが可能。
吉田拓郎、アルフィー(坂崎幸之助)のファンはもちろんのこと、お笑い好きならば、絶対に楽しめると思うので、是非とも騙されたと思って聴いてみて欲しい。
番組冒頭からすぐに、僕が騙していないということがわかっていただける筈だ。
拓郎さんは、言わずと知れたフォーク界の神様だが、ラジオパーソナリティとしても別格の存在。
なんと、1970年代から、50年にもわたって深夜放送のパーソナリティを務めているのだ。
一昨年、月イチで担当していた「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」が終わってしまい、さらには音楽活動からの引退を宣言した時には本当に驚いた。
しかしその後、また、ラジオの世界に戻ってきてくれて、感激至極。
現在ラジオをテーマにしたアルバムを制作中とのことなので、音楽活動も本格的に再開。
やっぱり拓郎さんは、ラジオも音楽も好きなんだなぁ、生涯ラジオパーソナリティ、生涯ミュージシャンなんだなぁと思うと嬉しくなった。
そんな拓郎さんは、ひとり喋りでも勿論面白いのだけれど、坂崎さんと一緒になると輝きを増す。
まるで「ギター漫談家か!」と言わんばかりに、冒頭から自由奔放に歌いまくり、ふざけまくるのだ。
なんと言っても、拓郎さんが歌う、デタラメ(というか何というか…)メロディーのパワーが凄まじすぎる。
これまで、数々の名曲を世に出し続け、作曲家としても超一流の拓郎さんが、ここまでやるか?!と思うほどの弾けっぷりだ。
拓郎さんは、今年でなんと78歳。
まだまだ若いと思っていたアルフィーの坂崎さんにしても70歳。古希なのである。
しかし、この2人の漫談トークには、そんな年齢の壁はみじんも感じられない。
奇跡の70代コンビとして、M-1グランプリに出て欲しいと思うほどw
いつまでも永遠にふざけあっているんじゃないかと思える、至福のトーク。
あぁ、面白かった。本当に、面白かったなぁ。
今年は、まだあと何回か「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」が放送されるようなのだけれど、できれば、またこのコンビで放送して欲しいと、心から願っている。