衝撃のニュースが飛び込んで来た。
なんと、「福岡国際マラソン」が、今年の第75回大会をもって終了してしまうというのだ。
福岡国際マラソンは、エリート中のエリート選手だけが走れる、特別な大会。
世界に名だたる高速コースとして知られ、国際的な注目度も高いマラソン大会だった。
昨年の10月には、日本のマラソン大会としては初めて、世界陸上遺産に選出。
その歴史と伝統が評価されたばかりだというのに…残念でならない。
終了に至った大きな理由は、スポンサー離れだということだが、福岡国際ほどの大会が終了に追い込まれてしまうというのは深刻だ。
同様の大会としては、同じく伝統ある「びわ湖毎日マラソン」が、先日、第76回大会をもって終了している。
びわ湖毎日では、鈴木健吾選手が2時間4分という日本新記録で快走。上位の選手たちも、みな、自己記録を更新した。
日本のマラソン界全体のレベルが上がってきていると思える時だけに、伝統ある福岡国際が終了してしまうと言うのは、あまりに無念だ。