「東京マラソン2023」のエリート出場選手が発表になった。
個人的な大注目は、何と言っても、この2人の対決だ。
鈴木健吾は、現在の日本記録保持者であり、昨年の「東京マラソン2021」*1でも、日本人最高となる4位。(2時間5分28秒)
昨年の世界陸上オレゴン大会にも選出されていたが、レース直前に、新型コロナウイルス陽性反応が出て、無念の欠場。
その憂さを、この大舞台で晴らしたいと誓っている筈だ。
そんな鈴木健吾にとって、大きな刺激を与えてくれる選手が出場。
そう。大迫傑だ。
「東京マラソン2020」では、2時間5分29秒で、日本人選手最高となる4位。
当時の日本新記録で、僕は、テレビを見ながら感動したことを思い出す。
2021年に開催された東京オリンピック男子マラソンでは、ラストマラソンを宣言。
退路を断って臨んだレースで、日本人最高となる6位で入賞。
あの時の涙には痺れたなぁ。
まさか、それから半年でカムバックするとは思わなかったけれど…。
でも僕は、「まだまだ走れるのに…」「引退は早すぎる!」と考えていたので、素直に嬉しかった。
大迫傑は、昨年のニューヨークシティマラソン(一応僕も出場していた。関係ないけど^^;)では、想定外の暑さの中、5位に入賞。底力を示した。
復帰2戦目となる東京マラソンでは、その実力を存分に示してくれると信じている。
迎え撃つ鈴木健吾も、日本記録保持者であり、東京マラソン最高記録保持者*2の意地があり、負けていられないと思っている筈だ。
そんな鈴木健吾には、かけがえのないパートナーもついている。
妻であり、東京マラソン2021で日本人女子1位となった一山麻緒が、今年も選出されたからだ。
【東京マラソン2021】「キプチョゲ」「コスゲイ」男女で大会新!「鈴木&一山」夫婦で世界新! - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?
昨年の東京マラソンでは、同一大会での夫婦合計タイムが史上最速となり、ギネス公認の《世界最速夫婦》となっている。
今年の東京マラソン2023では、その記録がさらに更新できるかにも注目したい。
他にもまだまだ見所は満載だけれど、とりわけこの、ライバル対決、最速夫婦の走りは、是非とも生で観戦したいところだ。
僕も今年、一応出走権をゲットしたものの、現状は腰痛に苦しんでいるので、出場できるかは微妙。
なんとか出られれば、すれ違いゾーンで応援できるのだけれどなぁ…。