いやぁ、きつかった。つらかった。
でも、何とか完走できて、ホッとしている。
今年の北海道マラソンは、「らしくない」快適な気候の中で実施された。
後半はちょっと暑くなった時もあったけれど、全般的には、実に走りやすい環境だった。
その恩恵を受け、僕は、30km地点までは、まぁまぁ走れた。
そんなに無理したつもりはないのに、「もしかしたらサブ4もいけるんじゃないか?」とまで思ったほど。
しかし…そこから地獄が待っていた。
フルマラソンは、練習が結果に直結するスポーツ。
ここ数年間、ろくに練習もしていない僕が、サブ4できるほどマラソンは甘くない。
これまで味わったことがない「30kmの壁」が立ちはだかったのである。
足の裏が痛くて痛くてたまらなくなり、その結果、歩く機会も増えて、4時間半さえもクリアすることはできなかった。痛恨だ。
ただ、それでも、何とか走り切れたことはせめてもの救い。
レース前の餃子ローディングや、シューズ円陣、ラン仲間たちとの集合が、僕に力を与えてくれたのだろう。本当によかった。
書きたいことはたくさんあるけれど、とりあえずまずは、無事に完走できたことを喜びたい。