この秋。世界は、怒濤のマラソン大会ラッシュだ。
9月26日にベルリンマラソンが終了。
10月3日には、ロンドンマラソンが終了した。
一般参加者を含めて数万人規模の大会が、ともに、2年ぶりで実施となった。
そして…。
10月10日 シカゴマラソンが実施。
男子で日本記録保持者の鈴木健吾は4位。惜しい!
シカゴの興奮からさめやらないアメリカで、わずか1日後、ボストンマラソンが開催された。
ボストンマラソンは、従来4月に開催されているが、コロナウィルスの影響により、この10月に移行してきたのだ。
世界的には、すっかりコロナは終息したということなのだろうか?
各国の新規感染者数を確認してみた。
ベルリンマラソンが開催されたドイツ。
1日平均8,244人。
ロンドンマラソンが開催されたイギリス。
1日平均36,232人!
シカゴ&ボストンマラソンが開催された米国。
1日平均94,950人!
どの国も、ピーク時よりは減っているというものの、まだまだ予断を許さない状況であることがわかる。
しかし、市民ランナーを含めて数万人規模の大会が普通に実施されている。
レースのライブ映像を確認してみると、マスクをして応援している人が殆ど見られなかった。
世界的に見ると、「コロナとの付き合い方が、変わってきた。」のだと思わずにはいられない。
一方、日本は…。
ここにきて、感染者数が激減しており、1日あたり1,000人を切る状況。
しかし、来週開催予定だった東京マラソンは延期が決定している。
欧州のランナーから見ると、「なんで延期なんだ?」と思うかもしれないなぁ…。