餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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【新WMM大会】「シドニーマラソン2025」は抽選!受付開始は12/10~

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シドニーマラソンのWMM(ワールドマラソンメジャーズ)入りについては、これまで何度もお伝えしてきた。

WMMとしては、2013年の東京マラソン以来12年ぶりの新規追加。

オセアニア地域初、南半球初のマラソン大会が加わったということで、より一層ワールドワイドなイベントになったと言えるだろう。

風光明媚なコースを有するシドニーマラソンは、もともと人気の大会ではあったが、今年までは、その参加ハードルが非常に低かった。

シドニーマラソン日本事務局の公式サイトから、日本語で簡単に個人申込ができたのだ。

参加費は2万円程度で、日本の都市型大会と大差なし。

ホテルや航空券の種類にこだわらなければ、遠征費用も大きく抑えることが可能。

しかも、9月の第3日曜開催だったので、日本のシルバーウィークと重なる。

会社を休むことなく、しかも、レース後の1日観光まで楽しめるという夢のような条件が揃っていた。

ところが。

WMM入りによって、そのハードルは大幅に上がってしまった。

日本からの個人参加は、先着ではなく抽選。

それも、日本法人サイトからの申込は不可で、シドニーマラソンの英語サイトからエントリーが必須となったのだ。

抽選エントリー開始は12月10日から。

2025 Information | TCS Sydney Marathon

その詳細は明らかになっていないが、とりあえず、こちらのサイトからメーリングリストに登録しておく必要があるようだ。

締切は12/30なので焦る必要はなさそうだけれど、エントリー期間もたっぷりあるため、世界中のランナーから申込が殺到することは必至。

とてつもない倍率になる可能性が高い。

WMMバブルで、参加費などの上昇も懸念される上、開催日程まで変わってしまった。

9月第3日曜日から、8月最終日曜日の実施に変更。

WMMの既存大会であるベルリンマラソンが9月末開催となっているので、それとの極端な接近を避け、シフトになったと思われる。

これにより、シルバーウィークに絡めて弾丸参加というのはできなくなってしまった。

いやぁ、もう、参加ハードルが上がりまくりだ。

WMMによって大会の「格」が一気に上がったので、やむを得ないとは思うけれど、これではまるで、ハードルどころか棒高跳びではないか。

まぁ、それでも、世界を股にかけて走るランナーたちにとっては、非常に重要な大会だし、とりわけ、現WMMの6大会を全て制覇しているランナーは、絶対に見逃せないところ。

12/10~のエントリー開始に向け、早めのメーリングリスト登録がお勧めだ。

僕も、とりあえずエントリーだけはしておこう。

…とは、思わなかった。

僕にとって、8月最終週は、北海道マラソンへの参加が決まっているからである。

今後あらためて、シドニーマラソンの日程が変わらない限り、僕にとっては縁のない大会になるだろう。ちょっと残念。

まぁ僕は、現状のWMM制覇もできていないから、今のところシドニーマラソンに大きなこだわりはないのだけれど…。


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