昨日の東京マラソン2021は、絶好の天気に恵まれ、最高のレースになったようだ。
「ようだ」と伝聞調で書いたのは、僕がレースを見ていないため。
悲しいかな、昨日は、急遽仕事の都合で幽閉され、しかも体調を崩してしまったため、帰宅後も眠り続けていたからだ。
そのため、録画しておいた中継さえも、まだ見ていない状況。
どうにもこうにもやるせない。
レースは、途中、選手たちを先導する白バイが、コースを間違えるアクシデントがあり、先頭集団にいた8人の選手が20秒近いロスを被ったとのこと。
その中には、キプチョゲも含まれていたが、そんなロスも何のその、大会新でフィニッシュしているのだから、流石、というしかない。
女子も、ブリジット・コスゲイが、大会新で女子V。
男女とも、現在の世界記録保持者が、東京の舞台で、その実力をまざまざと見せつけた。
いやぁ、生観戦したかったなぁ…。
状況が状況だけに、沿道応援は無理だったにしても、その素晴らしさを、リアルタイムで実感したかった。
日本人選手においても、このレースでは大きなニュースが生まれた。
日本記録保持者の鈴木健吾が、日本人男子1位。
昨年の東京五輪で8位に入賞した一山麻緒が、日本人女子1位。
この2人は、昨年12月に結婚しているため、同一大会での夫婦合計タイムで、従来のギネス記録を更新。
晴れて「世界最速夫婦」となった。
いやぁ、生観戦したかったなぁ…。(しつこいw)
SNSのタイムラインでは、僕のラン仲間たちの完走報告が多数上がっており、皆、素晴らしい笑顔を見せていた。
昨日が久しぶりのレースだという人も多かったようだが、最高の舞台で復活することができ、幸せだろうなぁと思う。
最近、僕はランニングへのモチベーションが大きく落ちてしまっているのだけれど、やっぱりレースって素晴らしいんだなぁと実感させれた。
以前、コロナ禍は収まっておらず、中止になる大会も相次いでいる。
しかし、東京マラソンの開催を契機に、少しずつでも、《普通にマラソン大会が行われる状況》が生まれ、いずれは《誰もが笑顔で沿道応援できる状況》が戻ってきてくれることを祈りたい。