餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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鉄腕アトムも推奨?!「内田治療院@十条」の激痛鍼

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台風15号がやってきた、雨の土曜日。

僕は、久しぶりに十条を訪れた。

駅前から広がる十条銀座は、北区最大規模の商店街で、マスコミなどでもよく取り上げられている。

超激安のスーパーや惣菜店などが数多く軒を連ねており、歩いているだけでも楽しい。

しかし僕がここを訪れた目的は、そういった楽しいショップ巡りではない。

この商店街の中にある、内田治療院の予約をしていたからだ。

ランナー暦の長い人であれば、この治療院の名を一度は聞いたことがあるだろう。

とにかく痛いけれど、メチャメチャ効く、激痛鍼のアスリート向けクリニックだ。

僕は、数年前、座骨神経痛に苦しんでいた時、ここでの治療に救われた。

その素晴らしさについては、過去何度もご紹介させていただいている。

前回の診療は約1年半ぶりだったのだけれど、今回は、それよりもさらに開いて3年ぶり。

十条銀座を歩いている間、鍼治療の猛烈な刺激が脳裏に甦り、一瞬怯んでしまったが、既に予約済みだし、もう、後には引けない。

僅かな時間、鍼の痛みを我慢すれば、かれこれ2週間以上続いている腰痛の苦しみから逃れられる!

そう信じて僕は、内田治療院にたどり着いた。

入口には、笑顔の鉄腕アトムが佇んでいた。

3年前にはなかったオブジェだ。

これは、1FにあるDVDショップが出来た時(3年前は靴屋だった)に設置されたものらしいが、一見するとそうは思えない。

2Fにある内田治療院を案内する宣伝ボーイに見えてしまう。

「とーっても痛い思いをしたい方は、上の階へどうぞ」という声が、聞こえてくるかのようだ。

鉄腕アトムが、いつも元気で十万馬力の力を発揮できるのは、鍼治療のたまものなのかもしれない。

僕は、アトムの笑顔に見送られて扉をくぐり、階段を上った。

この急階段、上りは別にどうってことないのだけれど、治療後の下りが(鍼の痛みで)本当にキツいんだよなぁ…。

そんなことも思い出した。

3年ぶりの内田治療院は、少しだけムードが変わっていた。

6スターメダルを初めとした、国際大会のメダルやランシューズなどは、そのまま残っていたが…。

蔵書や展示物などは、かなり少なくなっていた。

鏑木毅選手を初めとした、さまざまなアスリートたちの色紙がなくなっており、シンプルな印象。

待ち時間の間、ドリンクを無料提供してくれるサービスは、そのまま残っていた。

自家焙煎豆を使ったホットコーヒーが一押しのようで、魅力を感じたが、僕が訪問したのは、夕方だったため自粛。(夕方以降にカフェインをとると不眠症が酷くなるので…。)

代わりに、ウーロン茶を注文した。

こんな本や記事を読みながら、ゆったりくつろいでいると…。

ちょうど施術を終えた鈴木先生が現れて、「お久しぶりですね」と声をかけてくださった。

そう。

僕は、鈴木先生のおかげで、長らく苦しんだ座骨神経痛から脱出できたのだ。

だから今回のしつこい腰痛も、きっと治していただける、筈。

僕は、そんな思いで3年ぶりの鍼治療を受けた。

治療の間、先生とさまざまなラン談義をすることができ、それは本当に楽しかったのだけれど、話の間に打たれる鍼は、やっぱり…。

痛い。

これに尽きるw

鈴木先生曰く、「股関節がすっかり硬くなってしまっている」「慢性(になりそうな)ぎっくり腰」とのこと。

ただ、今ならまだ、鍼で何とかなるというお話もいただき、僕はその言葉に光明を見いだしながら、激痛をこらえていた。

約1時間の診療後、心なしか腰回りが軽くなった気がしたし、先生によれば、「もう1回打てばかなり良くなる筈」というお墨付きをいただいた。

本当に痛かったけど、それだけの効果があるから、やっぱり内田治療院は最高なのだ。

治療後。

下りの階段を恐る恐る降りて、ドアをくぐると、アトムが、満面の笑みで僕を出迎えてくれた。

僕がこんなに痛い思いをしているというのに…。

実に小憎らしい笑顔だ。

しかし、この腰痛が治まれば、きっと、アトムの笑顔も好ましく感じられるようになるのだろう。

知らんけどw


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