餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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足柄「高温多湿」峠走で、熱中症に…。

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昨日、日曜日の東京地方は、35℃を超える猛暑日になった。

海の日の今日も、猛暑日になるのは確実で、「梅雨ってなんなんだ」状態。

灼熱の三連休だ。

ただ、この三日間の中では、土曜日の暑さは緩やかだった。(それでも真夏日だったけれど。)

先週の時点で、そのような予報が出ていたため、僕は、先月に続いて足柄峠に遠征することを決めた。足柄峠の裾野である山北は、都心よりも気温が低い。

カンカン照りだった先月と違って、日差しもなく、走りやすそうに思えた。

いつものように、山北町健康福祉センターから、やおら走り出す。

空は今にも泣き出しそうで、時折、微かな雨粒も感じた。

強烈な日差しを受けながら走った先月に比べれば、天国だ。

しかし。

身体はなぜかそんなに楽に感じなかった。

最近疲れているせいかなぁ…と思いながら、僕は坂道を淡々と上っていく。

7km地点。

「はこね金太郎ライン」との分岐点。

ここには、気温を示す表示板があるのだけれど、それを見て、僕は驚愕した。

27℃!

ここ連日の猛暑を考えると、一見たいしたことないと思われるかもしれないが、この時間はまだ午前8時台。

これからどんどん気温が上がっていくことを考えると、侮れない気温だ。

しかも…。

なんと、先月より気温が高いじゃないか!

これはちょっと意外だった。

日差しがない分、体感的には先月よりはマシに感じたし、汗もそんなに噴き出していなかったからである。

だったら楽なんじゃないか?と思えたのだが、これが大きな罠だった。

身体はどんどんだるくなり、傾斜が特にきつくなる9km地点以降は、もうベタ歩き状態に。

僕は、重たい身体を引きずりながら、這々の体で、山頂の足柄万葉公園に到着。

当然のことながら、富士山も全く見えなかった。

この日は、500m先の足柄峠碑まで向かう気力もなく、ここで折り返すことにした。

あとは勢いに任せて下るだけ、だから何の問題もない…筈だったのだけれど、身体のだるさは治まらない。

ラスト1kmでは、頭がクラクラになりながら…。

何とか完走。

キロ当たり6分28秒もかかっている。

数年前は、キロ5分半程度で走れていたのになぁ…。

前回よりは若干早くなってはいるものの、距離が1km短いことを考えると微妙。

本当に練習効果があるのかどうかも疑問に思えてきた。

それにしても身体がダルい。ダルすぎる。

僕は、今すぐにでも「さくらの湯」に入りたかったのだけれど、早朝から走り出したため、営業開始時刻(11時)まで、30分以上待機。

この時間が本当に辛かった。

ようやく営業が開始されると、僕は、スタンプカードを提示。

前回のランで5回分貯まっていたので、今回は無料。

2巡目のカードをゲットした。

さくらの湯は、やっぱりとても素晴らしかったのだけれど、この日の僕は、それでも疲れがとれなかった。

身体がどうにもこうにもダルく、胃が重い。

先月同様、帰路で餃ビー予定だったのだけれど、食欲もわかなかったので、それも断念。

あぁ、行きたい店があったのに…無念だ。

僕は、家に帰り着くやいなや、目眩を感じて倒れ込んでしまった。

この日は夜まで食欲もわかず、完全にダウン。今から思うと、軽い熱中症にかかっていたのかもしれない。

先月の峠走で、僕は猛烈な日差しに苦しんだが、大量の水分を摂取し、水もかぶりまくりながら*1走った。

しかし今回は、日差しがないことと、汗をそんなにかかなかったことで、そういった熱中症対策を行わなかった。

それが大きな失敗だったのだ。

高温多湿の日は日差しがなくても熱中症の危険度が高くなりますので、曇り空の日でも注意が必要です。

本来、人間は暑くなると汗をかき、その汗が蒸発することで体温を下げています。

(中略)湿度が高い日になると、汗が蒸発しにくくなるため、体温を下げることができなくなります。そうなってしまうと、身体にこもった熱を逃がすことができず、熱中症になりやすくなるわけです。

曇りの日も危険 日差しがなくても対策を | 熱中症情報 - Yahoo!天気・災害

そういうことだったのか…。

最悪の状況の中で、ろくな対策も行わずに、走り続けたことが、僕の敗因。

いっそのこと、大雨が降って、シャワーランになってくれれば、そんな危険も回避できていたのになぁ…。

*1:ペットボトルの水を何本も購入し、それを身体にかけまくった


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