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藤井聡太棋聖(五冠)圧勝防衛!永瀬王座を3勝1敗で下し、10代で空前の棋聖戦3連覇達成!!【棋聖戦第4局】

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将棋界には、現在、8つのタイトルがある。

名人と竜王を頂点とし、以下、王位、王座、棋王、叡王、王将、棋聖と続く。

藤井聡太先生は、このうち、竜王、王位、叡王、王将、棋聖の5冠を保持。

10代にして五冠王というのは、今後永遠に現れない記録だろう。

そんな藤井五冠が、初めてタイトルを獲得したのは、今から2年前のこと。

渡辺明(当時)棋聖に対して、3勝1敗。史上最年少でタイトルを獲得したのだ。

しかし、それは単なる藤井伝説第二幕(第一幕はデビュー以来の28連勝)の序章に過ぎなかった。

それ以降も、あれよあれよという間にタイトルを奪取。

棋界最高位の竜王を含む、五冠王にまで上り詰めている。

そんな藤井五冠が、初めてタイトルを獲得した棋聖戦の5番勝負(防衛戦)が、先月から開催された。

第1局では、千日手2回!を含む3戦の大激闘。

藤井棋聖は、棋界屈指の「千日手王」である永瀬王座の幻術に翻弄されたのか、手痛い敗戦を喫した。

しかし…。

それで終わらないのが、藤井棋聖の底力。

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押され気味だった将棋を、衝撃の妙手で大逆転し、続く第3局も完勝して、昨日の第4局になった。

藤井棋聖(竜王、王位、叡王、王将)は、つい数日前に、豊島九段との王位戦七番勝負第2局で、激闘を繰り広げたばかり。

王位戦も、棋聖戦同様、初戦は敗退していたが、第2局は完勝。

藤井棋聖は、いい流れで、昨日の棋聖戦第4局に臨んでいた。

昨日の会場は、愛知県名古屋市にある亀岳林万松寺。

奇しくも、藤井棋聖のお膝元だ。

10代最後。地元開催。藤井棋聖にとって、記念すべき1日となる対局。

負けるわけにはいかない。

そして、そういう檜舞台で、絵に描いたようにしっかり勝つのが’、藤井棋聖(五冠)の凄さなのである。

結果、10代にしてタイトル3連覇!という偉業を達成。

藤井五冠は、デビュー以来さまざまな最年少記録を打ち立ててきたが、またしても大きな勲章が加わったことになる。いやぁ、凄すぎだ。

さらに…。

今回の棋聖戦3連覇達成により、新たな記録達成も視野に入ってきた。

史上最年少の永世位称号獲得である。

これまでの記録は、中原誠十六世名人が持つ、23歳11カ月。

中原十六世名人も、棋聖位の5連覇で達成したものだが、当時は、棋聖戦が年に2回開催されていた。

現在は年1回の開催だから、難易度が格段に上がっている。

だからこれまで、この記録の更新はできないのではないかと言われていた。

しかし、藤井五冠が、来年再来年と防衛を続ければ、そんな超絶記録も塗り替えてしまうことになる。

それだけじゃない。

現在タイトル戦を行っている王位戦も、再来年まで防衛を続ければ永世位を獲得。

再来年には、永世棋聖&永世王位のダブル達成まであり得るのだ。

今から再来年の話などしていると、鬼に爆笑されそうだが、これは決して夢物語ではない。

現状、死角が殆ど見当たらない藤井五冠であれば、そんな快挙もあっさり達成してしまいそうな気がする。

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