中国では、餃子を《縁起の良い食べ物》として、旧正月(旧暦1月1日)のお祝いに食べる。
それにちなんで、旧正月は「ギョーザの日」と認定されていた。
この記念日は、日本の冷凍ギョーザ界パイオニアと言える、味の素冷凍食品株式会社が2011年(平成23年)に制定したもの。
だからそれ以降、毎年の旧正月には、ギョーザの日を祝うイベントなどが、日本各所で行われている。
旧正月は、年によって日付が変動するため、今年で言えば、2月1日。
食品業界紙である食品新聞社のWebサイトでも、ギョーカイ(餃界)情報として紹介されている。
そんなギョーザの日から、1ヶ月以上が経過しているが、今年は、なんと、再びギョーザの日がやってきた。
それが今日、3月8日なのである。
ギョーザの日を制定した味の素冷凍食品株式会社が、今年から、その記念日を3月8日に変更。先日それが認定されたからだ。
味の素の冷凍ギョーザは、日本において、冷凍食品の餃子売上ナンバーワンを誇っている。
そう。これだ。
このギョーザの誕生日が、他ならぬ3月8日。
今から50年前となる1972年3月8日に誕生した《日本で一番売れている冷凍ギョーザ》にちなんで、制定された記念日なのである。
世界において、日本語由来の「Gyoza」という名称が定着しつつある昨今、「餃子=中国」じゃない。
旧正月にこだわることなく、 「ギョーザでみ(3)んなをハ(8)ッピーに」しようという思いもこめて、その記念日が変更されたようだ。
味の素冷凍食品株式会社では、新生《ギョーザの日》誕生を記念して、このようなキャンペーンも実施されている。
「ギョーザの日」制定を記念し、キャンペーンツイートを引用RTの上、指定ハッシュタグ+あなたの「推しギョーザ」を投稿いただく「#わたしがハッピーギョーザの日」キャンペーンを実施します。
投稿いただいた方の中から、抽選で50名様に「マイディッシュ エコバッグ ギョーザ ~味の素冷凍食品ver.~」をプレゼント!
同社では、現在、8種類もの冷凍餃子が発売されていることに驚いた。
流石は、冷凍ギョーカイ(餃界)のパイオニアだ。
恥ずかしながら、僕は未食のものがいくつかあるので、早めに征服していきたい。