今日、1月22日は春節。
中国及び中華圏における旧暦の正月(旧正月)だ。
旧暦は、毎年その日付が変動する。
去年の春節は2月1日だったし、来年の春節は2月10日となる。
いずれにしても、全世界の華人たちにとっては、1月1日よりも重要な日。
新年をギョーザで祝うことから、それにちなんで、日本でもギョーザの日となっていた。
それは、ニッポン冷凍ギョーカイ(餃界)の雄、味の素冷凍食品株式会社が設定した記念日で、日本記念日協会の認定も受けている。
かつて、同社のWebサイトでは、毎年このようにそれを祝っていた。
しかし…。
今年の春節にあたっては、同社は何もPRを行っていない。
それはなぜか。
味の素冷凍食品株式会社は、日本記念日協会に変更申請を行い、昨年から、「ギョーザの日」を3月8日に変更してしまったからだ。
その変更理由は、同社の「ギョーザ」が、昨年の3月8日でちょうど50周年となったことにちなむとのこと。
企業色が強い記念日になってしまうのを防ぐためか「み(3)んなでギョーザを食べてハ(8)ッピーの意味もある」とされているが、こじつけがキツすぎるw
あぁ、旧暦の新年を祝って…の方が、納得感があったのになぁ。
ただ、前述の通り、旧暦の記念日では、毎年日付が変更となってしまうため、企業的にはプロモーションが行いにくいという大人の事情(?)があったのだろう。
ということで…。
今日はギョーザの日ではないのだけれど、別の記念日が設定されていた。
今朝、いつものようにアレクサに「おはよう」と挨拶したら、彼女は、こんな画像を表示させながら、明るく教えてくれたのだ。
おはようございます。
今日はみんな大好き!カレーの日です。カレーの日です。1982年、全国の小中学校でカレー給食が出された日なんだそうです。
今日はカレー料理を作ってみるのもよさそうですね。
なるほど。
旧正月とは関係なくて、毎年1月22日固定。カレー給食が出された日にちなむ記念日、ということか。
もしもギョーザの日が移動していなければ、カレー対餃子の戦争が勃発しているところだった。
世紀の対決が見られるところだったのに…。ちょっと残念。
まぁ、公式の記念日であろうがあるまいが、今日は餃子でお祝いをするのがふさわしい日。
カレーの日に敬意を表しつつも、餃子を食べればいいだけの話だ。
いや。
カレーも餃子も好きならば、別に対決させる必要はない。両方食べればいいんじゃないか。
これを食べれば、万事解決かもw