窓を叩く雨音で目が覚めた。
いやはや、夜明け前から酷い雨。
雨音はショパンの調べだと言ったのは、いったい誰だ。ユーミンだ。
僕は、歌心がないので、これのどこがショパンなのかよくわからなかった。*1
しかし、脳裏には、そんなユーミンワールドをドラマチックに描いた小林麻美の歌声が甦ってきた。
いやはや実に魅惑的で、淫靡。
オジサンたちは、こういう女性に弱い。オリコン1位獲得も納得だ。
そう言えば、今日から12月。
12月の雨について歌ったのも、僕らのユーミン。
僕は、脳裏の歌声をユーミンに切り替えながら、「まだベッドの中で半分眠りたい」気分だった。
しかし、僕のフリータイムは夜明け前だけなので、走らないわけにはいかない。
…ということで、ここまで書いた後、例によってゴミ袋をかぶり、身体にはled ベルトをつけて、走ってきた。
夜明け前の土砂降り状況なので、すれ違う人は皆無。
当然マスクなどは不要で、呼吸も楽。
いいことずくめの筈だった。
が。世の中そんなに甘くない。
それほど寒くはなかったけれど、思った以上に激しい雨で、しかも、風が強くて耐えられなかった。
僕は5kmで心が折れ、這々の体で帰宅。
夏場のシャワーランはいいが、この時期の氷雨ランは、練習不足で老いた身体にはきつい。
出勤までには、まだちょっとだけ時間があるので、身体を休めよう(^^;
*1:ちょっとWebで調べてみると…イタリアでヒットした原曲「アイ・ライク・ショパン」の歌詞に、ショパンの「雨だれ」をひっかけてひねった、ユーミンの言葉遊びと言うことらしい。