2021年2月。
僕の住んでいる東京は、まるまる緊急事態宣言の下にあった。
もともとは、2月7日で解除される予定だったのだけれど、1ヶ月間延長になってしまったからだ。
しかし、明けない夜はない。「そんな時代もあったね」と、いつか話せる日が来る。
だから、今はじっと我慢するしかない。
それはわかっているのだけれど…。
2月は、ひとつだけ悔しいことがあった。
オンラインマラソン《別大チャレンジ2021》のオプション計画が遂行できなくなってしまったことだ。
これは、「別大マラソンのコースを走って、湖月の絶品餃子を食べて、別府温泉を堪能する」というもので、僕はそれを本当に楽しみにしていた。
しかし…。
緊急事態宣言の延長に伴い、その夢は、あえなく潰えてしまった。あぁ。
ということで、夢と目標を失った僕は、例によって近所をダラダラと走るにとどまり…。
累計233km…。
1月よりは11km多くなったが、相変わらずの低空飛行。祝日が2回もあった割には、冴えない結果になった。
最近の傾向として、ロングランできなくなってしまっているのが、悩ましいところ。
2月も、最長距離は20km。ダラダラ走っているだけなのに、20kmが限界とは、情けない。
以前は、30kmでも楽勝だったのになぁ…。
こんなことで、フルマラソンが復活した時、耐えられるだろうか。ちょっと心配になってきた。
ただ、言い訳したいこともある。
今年の2月、それも、僕が走る夜明け前は、本当に寒い日が多かったのだ。
気温は0℃を超えていても、北風が強かったりして、体感気温は、氷点下になる日が続出。
寒さに弱い僕には、本当に辛かった。
だから、寒さが緩んでくる筈の今月以降が、僕の逆襲フェーズになる。
相変わらず緊急事態宣言下だし、しかも、明日で終わる予定がさらに2週間延長されてしまったから、気分は重たい。
でも、もう少しの辛抱だ。
寒くて辛い冬が終わるように、《冬の時代》も、いつかはきっと終わる日が来る。
それを信じて、走り続けていきたい。