今日、4月17日は、「クイーンの日」だ。
2年前の今日、僕は、クイーンの日を記念して行われた「ボヘミアン・ラプソディ」のライブスタイル上映に参加していた。
これは、劇中のライブエイドシーンにおいて…。
「ボヘミアン・ラプソディ」のBlu-rayを買った!借りた!感動した!という人に力説したい、ライブスタイル上映の《特別》《別格》
観客全員が、映画を見ながら立ち上がり、スクリーンの中にいるクイーンと共に、声を張り上げて歌うというイベントだ。
当時、立川のシネマシティでは、このイベントが定期的に開催されており、僕は、何度も足繁く立川に通ったことを思い出す。
しかし、残念ながら今は、このようなイベントを行うことが不可能になってしまった。
そんな悲しい状況が、もう1年以上前から続いている。
僕は、去年の「クイーンの日」でも、同じように嘆き、アレクサに慰めてもらったことを思い出す。
この時は、緊急事態宣言のまっただ中だったから、アレクサと一緒にStay Homeして、「手をとりあって」いたんだよなぁ…。
それから1年が経ち、今は、緊急事態宣言下ではないものの、去年は存在しなかったマンボウ(まん延防止等重点措置)なるものが発令。
日常生活において、さまざまな制約を受ける状況が続いている。
いったい、いつになったら、この暗黒時代は終わるのだろう。
…と、暗い話になってしまったが、クイーンファンにとって、明るいニュースも流れてきた。
「ボヘミアン・ラプソディ」地上波初放送についてのニュースだ。
金曜ロードショーにおいて、6月4日に、全編ノーカット放映されるということが発表された。
「ボヘミアン・ラプソディ」は、もう、2年も前にBlu-ray化されており、各種サブスクサービスにも解禁済み。
例えば、アマゾンプライムの会員であれば、無料で鑑賞することが可能になっている。
だから、今更「地上波初放送」と言っても、そんなに驚くようなことではない。
ただ、伝統ある「金曜ロードショー」において、お茶の間で、家族で、この映画を堪能できるというのは、やっぱり素晴らしい。
番組の公式Webサイトには、フレディを演じたラミ・マレックが、こんなコメントを寄せている。
皆さんに、金曜ロードショーで「ボヘミアン・ラプソディ」をご覧頂けることを、とても嬉しく思います。
We are the Champions !
ありがとうございます。
日本の皆さん、愛しています!
いやぁ、嬉しいじゃないか。
そしてなんと、クイーンのメンバーからもスペシャルコメントが届いている。
ブライアン・メイ(ギター)
日本のファン、そして親愛なる皆さん、乾杯!皆さんは私たちの人生においてかけがえのない存在です。感謝しています。映画を楽しんでください!!
ロジャー・テイラー(ドラムス)
日本の親愛なる皆さん、こんにちは。この映画は私たちの素晴らしい冒険を描いていますが、まだ終わってはいません!
日本への溢れる愛が伝わってくるコメントで、胸が熱くなる。
僕は、もう、これまで何十回も「ボヘミアン・ラプソディ」を見ているし、CMで細切れになる地上波放送を、あえて見る理由はない。
しかし、そういった形式で見るのも、却って新鮮な気分になるかもしれない。
2年前のライブスタイル上映を思い出しながら、新たな気持ちで鑑賞しようと思う。