餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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紛失BlackBerry Bold、帰還への道(その5 再推理、そして迷宮へ)

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承前
昨日のエントリーで僕は、BBBの時計とバッテリの関係について書いた。その関連性から、いったんは、BBBバッテリの紛失日が特定できたかと思った。しかし、その後のプチ検証(30分間のバッテリ抜き)により、バッテリを抜いていた間も時計は動いていたことが証明されたため、この推理は頓挫した…筈だった。
しかし、昨晩、id:TamTamさんから次のようなコメントをいただいたので、僕はハタと膝を打った。

内部バッテリーで数日間は動くんですね。でも、数日で止まるってことは、何日で止まるかを検証すればいつバッテリーが抜かれたかの検証は出来るのではないでしょうか?

なるほど。その発想はなかった。
昨日の時点では、バッテリネタは終了とするつもりだった。今後バッテリが発見される可能性は皆無と思えたし、同じネタでずるずる引っ張っても、読んでくださっている方には退屈なだけだろうと思ったからだ。
しかし、折角検証できる状況であるにも関わらず、このまま終わりにしてしまうのは、自分としてもちょっと気持ちが悪い。ということで、昨晩、早速バッテリを抜いてみた。抜いた日時を忘れるといけないので、BBB本体にこのようなメモを入力、今後の経緯などを書き綴っていくつもりだった。

一晩経った今朝。
流石に、一晩ぐらいで時計は止まらないだろうと思いつつ、しかし、毎日検証しなければ、何日持つかという逆算ができないので、早速バッテリを入れて、BBBを立ち上げてみた。計算上は、おそらく9月24日の未明に変わっている筈だった。
ところが…。

このような表示が出たので、驚いた。
「日付と時刻を確かめてください」というようなアラートが出たこともさることながら、それよりも注目は、画面上部に表示された時刻の表示だった。22時12分ということはどう考えても未明ではない。それどころか、僕が昨晩記録した時間から、わずか2分しか経過していないことになる。念のため、時計画面でも確認してみたが、時刻は9月23日の22時12分で間違いなかった。2分の差というのは、メモ記録時間や今回壁紙が立ちあがるまでの時間を含めた時差とも考えられるので、実質、時計は全く進んでいなかったと言っていい。
何だ何だ。これはいったいどういうことなんだ。昨日のプチ検証では、30分バッテリを抜いてもその間の時間は進んでいたのに、「一晩抜くと全く変わらない」というのはおかしいではないか。
と。ここで僕はハタと気がついた。30分抜いた時と、一晩抜いた時では、明らかに違う現象があることに。そうか、そうだったのか。それならば、この不可解な現象が説明できる。僕は、それを検証するために、もう1度バッテリを抜いてみて、10分間放置した。その間も時計が進んで、普通に壁紙が表示されるならば、僕の推理は正しい筈だ。
再びBBBにバッテリを戻してみると、やはりその10分間も時計は止まらず、時刻は正確に進んでいた。そして、「日付と時刻を確かめてください」というアラート表示は、出なかった。
そう、これがポイントだったのだ。
思えば、警察署から戻ってきて最初にバッテリを入れた際も、前述のアラート表示は出ていた。「Edit」を押しても時計の設定表示が出るだけなので、そのままやり過ごしてしまったのだけれど、今回、やっと僕は気がついた。
要は、本体内部のバッテリでは追跡できないほど長期間電力供給がなかったので、時計が止まっている。だから、「日付と時刻を確かめてください。」なのだと。
今回の検証で、本体内部だけの電力では、時計は一晩さえも進まないことがわかった。
となると…。
ここで僕は再び驚愕する。昨日書いたように、警察からBlackBerry Boldが戻ってきて、初めてバッテリを入れた時、時計は9月20日を指していた。僕のBBBは、9月17日以降警察署にあったことは明らかだ。となると、どう考えても、バッテリは警察署内でなくなったとしか思えないではないか。
ただ、小市民である僕に、今回の状況証拠(?)だけをもって、警察を問い詰めるなどということができるわけはない。ということで、この件は、迷宮入りさせようかと思っているのだけれどw


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