餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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紛失BlackBerry Bold、帰還への道(その4 時計の証言)

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承前
僕が感じた不審。それは時計だった。時刻表示が、どうにも「変」なのだ。
それまでの推測では、BBBのバッテリは、警察に届けられた時点で既になくなっていたものだと、僕は思っていた。しかし、BBBの壁紙に出ている時刻表示を見ると、その推理がどうにも誤りであるように思えてきた。
これを書いている10月8日未明の今、BBBの時計はこのようになっている。

時計がダブル表示なのは、NY旅行時の設定のままであることに起因する。こちらの情報で教えていただいだのだけれど、海外旅行中、この設定はすこぶる便利だと思った。あの時以来時計は全く修正していないし、バッテリを失っていた間、時刻は進まない*1ので、日時に関してはデタラメだ。しかし、単純にデタラメとは言っても、時刻の進み方は一方通行であり、戻ることはあり得ない。そう考えると、どうにも不審な状況が浮かび上がる。
上記の画像で、時刻はNY時間で9月23日の深夜1時38分を示している。左上は日本時間。サマータイム実施時の9月、NYと日本の時差は13時間だから翌日9月24日の午後2時38分となる。細かい時間に意味はないが、重要なのは、日付が「9月23日」だということだ。
一昨日のエントリーを書いた時、壁紙に表示されていた日付は9月21日だった。僕がBBBにバッテリを入れて、息を吹きかえさせたのは、その前日。そう言えば日付は9月20日だった筈だ。バッテリを入れて以降、時刻は着実に進んでいる。
気になるのは、「9月20日」という日付だ。docomoから届いた拾得物のお知らせによれば、BBBが拾得された日付は「9月17日」だと案内されていた。その時点で、BBBは既に空港警察にあったということになる。しかし、時計の証言によれば、少なくとも9月20日まではバッテリが存在していたということにならないだろうか。
ということは、「バッテリは警察内で奪われた!」という推理が成り立つ。
…というのが、昨日までにつらつらと考えていた推測なのだけれど、この推理には大きな欠陥があることが判明した。「バッテリと時計は必ずしも連動していない」という事実だ。このエントリーを検証するために、30分ほどバッテリを抜いて、時刻が止まるのかどうか確認してみたところ、その30分間もちゃんと時刻は進んでいた*2からだ。
よく考えれば、それはもっともなことだった。バッテリが切れるたびに時刻が止まってしまうのでは、おちおちとスマホを使っていられない。ただ、バッテリが切れても、時計だけが恒久的に動き続けるということはないのだろうから、その猶予期間を含めて「9月20日までは」バッテリ無しでも動いていた、と考える方が自然なのかもしれない。となると、この、バッテリ紛失事件(?)を解く鍵は失われ、白紙に戻ってしまったことになる。
長々と、ダラダラと書いておいて、何なんだこのオチはw

*1:と、思っていた。

*2:30分後に、再度バッテリを装着すると、その分時刻は進行していた。


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