餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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心と身体が温まる、点心コンビを「ふぢの」で満喫

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とっても寒い夜明け前から始まった、僕のショートトリップ。

東京マラソンコース、皇居を駆け抜け…。

夜明けの銀座を経て、築地市場を彷徨い…。

「ふぢの」でビールを堪能した。

しかし、もちろん、それで終わりではない。僕は、冷たい身体を震わせながら、主役の登場を待っていた。

そんな僕の目の前に、ほどなく現れたのは…。

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焼売だった。

店内の写真でも推薦されていた、この店の名物の一つ。

1人前は4個だったが、僕は、半人前を注文。だから、たった2個だったけれど、千切りのキャベツが添えられていて、嬉しかった。

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箸を入れてみると、実に柔らかく、簡単に切ることができた。

しっかりと蒸し上げられていて、ほくほく。肉とタマネギのバランスが絶妙。実に甘くて、美味しい。

寒中ロングランで、震えた身体に、優しい味が染み渡った。

この焼売を食べられただけでも、ここに来た甲斐があったなぁ…と思ったほど。

しかし僕は、焼売が目的で、走ってきた訳じゃない。だから、僕にとっての「真の主役」が出てくるのを心待ちにしていた。

ただ、入店後しばらく経っても、なかなかそれは出てこなかった。

僕の後に注文された、ラーメンなんかは続々運ばれているというのに!

もしかして、自分の注文が忘れられているんじゃないだろうか…?

と思い始めてきた頃、僕の目の前に、この小皿が置かれた。

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「ふのぢ」…?いや、「ふぢの」だ。

店のネーミングが書かれた、特製の小皿だった。どうやら、これにタレを入れてくれ、ということらしい。

専用の小皿が出てくると言うことは、主役も間もなく登場する筈と思い、ワクワクしながら、さらに数分待っていると…。

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来たーーっ!

いやぁ、この瞬間を、どれだけ心待ちにしていたことだろう。

そう、僕はこの焼餃子を食べるために、夜明け前から走り続けて、築地市場にやってきたのだ。

黄金色の筐体は、とても美しく、僕の心をそそった。

f:id:ICHIZO:20180323055742j:plainその味も、実に僕好みだった。

ニラとニンニクがしっかり効いて、いい仕事をしている。肉の風味もしっかりあって、ジューシー。

何もつけなくても美味しい餃子だ。

僕は、一口囓ることに癒やされ、心も身体が温まるのを感じていた。

寒中を走り続けてきた上、店内でも結構待たされたので、僕の期待値はかなり上がっていたのだけれど、それを十分に満たしてくれる美味しさ。

あぁ、ここまで走ってきて良かったなぁ…。僕は、そんな幸せに酔いしれた。

夜明け前ロングランの打ち上げとしては、最高のシチュエーションだった。

早朝から、ビールとともに、美味しい餃子が食べられる幸せ。いやはやたまらない。

築地市場が豊洲に移転してしまうと、これも難しくなるなぁ…と思ったのだけれど、よく考えてみると、そうでもないことに気がついた。

築地~豊洲間は、「たった」3kmあまりの距離。

遠いと感じる人もいるだろうけれど、ランナー的には短距離だ。

僕の家から築地までは、皇居周回を含めて25km。それに3km加わったところで、果たして問題があるだろうか。(いや、ない。)

ということで、「ふぢの」が豊洲市場内に移転した際には、また、記念ランでも行おうと思うw

 

ひとりごはん あの店の餃子♪ (ぐる漫)

ひとりごはん あの店の餃子♪ (ぐる漫)

 

 


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