着いた!
吉野家築地1号店の数軒先に、その店はしっかりと存在していた。
店の名は、「ふぢの」。
この日、夜明け前から走り続けて、築地市場まで走ろうと思いたった目的となる店だ。
「ふじの」じゃなく、「ふぢの」というのが大きなポイント。
築地市場は、外国人観光客も多いから、店の名前を伝える際は、その発音に気をつける必要がある。
それがどのような発音なのかということについては…このエントリーの本題ではないため省略w
本題に戻ろう(^^;
僕は、ここに辿り着く頃には、身体が冷え切ってしまっていたので、その暖簾を見た時はちょっと感動した。
早朝営業していることはわかっていたけれど、心のどこかで、「臨時休業だったりしたらどうしよう」という思いがあったからだ。
入店。
カウンターのみ、15席程度の小さな店だ。
入口を入ってすぐの場所には、食券の券売機があり、それで購入する仕組み。
僕は、その前でしばし迷った挙げ句、いくつかの食券を購入。
あいにく、券売機や食券の写真を撮り忘れてしまった*1ため、店内の情景でご紹介させていただくことにする。
メイン料理は、ラーメン類。
ジャージャー麺やつけ麺、酸辣麺などもあり、バリエーションは結構豊富だ。
ご飯類は、白ご飯、中華丼、チャーハンのみ。
この日はとても寒かったので、玉子スープにちょっと魅力を感じた。(注文しなかったけれど。)
入店してくる人たちは、皆、ラーメンを啜っていた。
店内に掲示されていた写真でも、ラーメンメインの店だということがわかる。
有名人のサインや、テレビでの紹介シーンなども掲げられていた。
僕は、そういった情景を眺めながら、注文したものが到着するのを待つ。
何度も書いているように、この日の朝はとても寒かったので、僕がまず注文していたのは…。
ビールだ。
どんなに寒かろうがなんだろうが、僕は、ビールが好きなんだからしょうがないw
この店には、生ビールも瓶ビールもなく、缶ビールというのがちょっと寂しかった。
が、ビールはビール。
僕は、指先がかじかんで震えており、ここまでの写真を撮るのも一苦労だったのだけれど、でも、「ランの打ち上げはビール!」と決めていたので悔いはない。
あぁ、早朝からゆったりとビールを飲めるというのは、なんと幸せなことだろう。
たとえ指は震えていても、喉ごしは別。25km走って、乾ききった喉に、ビールはとても心地よかった。
ビールメインでの食事となれば、やっぱり《アテ》が必要。
もちろん、ラーメンでもチャーハンでも良かったのだけれど、僕にとっては、もっとビールと相性のいいものがある。
つまみ類はこんな感じ。
焼売とチャーシューはオススメらしく、写真も掲示されていた。
その盛り合わせもあり、僕は、券売機の前で、少し迷ったことを思い出す。
しかし、僕は、決断して券売機のボタンを押した。
席に着いて食券を渡すと、すぐにビールが到着。ほどなくすると、待望の品がやってきた。
*1:注文し終わったあと、券売機の写真だけでも撮ろうかと思ったのだけれど、続々客が入店してきていたため、そのきっかけを失ってしまった。