旧Twitter(現X)の激震が止まらない。
突然のサービス名変更に続いて、今度は「全面有料化」が検討されているというのだ。
現状はまだ検討段階だということだし、詳細が語られていないため、実際に有料化されるかどうかは不明だ。
しかし、誰もが「すぐにはできないだろう」と思っていた名称変更も、あっけなく実施してしまったイーロン・マスク氏のことだから、油断はできない。
気がついたら、「来月から有料化します!」などという告知が出る可能性も十分あり得ると思う。
有料化検討の理由は、自動的に投稿を拡散する「ボット」による不正を防ぐためとのこと。
まぁ、確かにbot投稿が多いなぁと感じることはあるけれど、最近はやたらと広告も増えてきたし、割り切って利用するしかないのかと思っていた。
ただ、マスク氏としては、そういった不正有害投稿が耐えられないようだ。
インターネットが日常化した今、詐欺やbotなどの悪質な手口も、どんどんエスカレートしている。
マスク氏の立場上、見過ごせないということなのかもしれない。
ただ、旧Twitterのビジネスモデルを勘案すると、有料化というのは、かなりハードルが高そうな気がする。
有料化となれば、月に5億5千万人いるというアクティブユーザーが激減することは確実だからだ。
となると、広告ビジネスは大打撃を受けるだろうし、それで問題ないのだろうか?…と思っていた。
しかし、ひろゆき氏の意見で納得。
Yahoo! オークションが有料化する時も、ユーザーが減るとか言われたのですが、詐欺が減って大成功でした。
— ひろゆき (@hirox246) 2023年9月20日
Twitterも無料ユーザーは1日1発言しか出来ないとかで、閲覧数は減らさないままbotが大量投稿するのは課金とかになるのではないかと。 https://t.co/8mVvs20eud
ある程度制限をつけての有料化。これならば十分あり得そうだ。
ひろゆき氏の意見は、大きく拡散され、Yahoo!ニュースなどでも引用されているが、それが即ち「旧Twitterの影響力」を示していることに他ならない。
なんだかんだ言っても、旧Twitterはしぶとく残っていくような気がする。
僕にとっても、(玉石混淆感はあるものの)大事な情報源であることは間違いないので、課金スタイルと金額にもよるが、結局残留してしまいそうだ。
未だに慣れない「X」というネーミングも、受け入れられる日が来るのだろうか。