餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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iPhoneのFace IDが「マスクの壁」を突破した!

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今や、マスクなしの日常なんて考えられない。

そんな時代において、iPhoneのFace IDは、ずっと悩ましい存在だった。

iOS 14.5において、一応、マスクありでもロック解除をすることができるようになってはいたが、根本的な解決には至っていなかった。

それは、Face IDの機能を利用したロック解除方法ではなかったからだ。

大前提として、Apple Watchを装着している必要がある上に、あくまでiPhoneのロックを解除するだけ。

Apple Pay利用時やパスワードで保護されているアプリを使う際は、やっぱり、Face IDの利用か、パスコードの入力が必要となっていた。

そう。

この方法は、あくまでApple Watch併用での、限定的なロック解除に過ぎない。

Face IDによるロック解除機能を利用するためには、「マスクの壁」が立ち塞がっていたのである。

しかし、そんな「マスクの壁」が、ついに突破される日がやってきた。

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iOS 15.4 enables Face ID support while wearing a mask, no Apple Watch required - 9to5Mac

この記事によると、iOS 15.4ベータ版において、Appleは、マスクを着用しながらFace IDを使用する機能のテストを開始しているとのこと。

この新機能は、YouTuberのBrandon Butch氏が最初に発見。

[設定]アプリの[Face IDとパスコード] 内に追加された[マスクありのFace IDを使用(Use Face ID with a mask)]を選ぶだけで利用できるようだ。

Butch氏のTwitterでは、その素晴らしい機能が、続々と紹介されている。

マスクをつけたままでのFACE ID認証に加え、メガネを装着した場合の認証も強化。

「マスク&サングラス」には対応していないが、「マスク&メガネ」でもしっかり認識してくれるというのは、メガネ装着者にとって朗報だ。

FACE IDによるApple Payの利用やパスワードで保護されているアプリの解除も、もちろん可能。

いやぁ、素晴らしいではないか。

これはあくまでベータ版であり、本格リリースまでにはまだしばらく時間がかかるだろう。

また、対応するiPhoneは、iPhone 12シリーズ以降とのことなので、iPhone Xシリーズや、iPhone11シリーズのFACE IDで利用不能というのは、少し残念なところだ。

しかし、大きな一歩を踏み出したことは間違いない。

一般公開が大いに楽しみだ。


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