まさかここまで長引くとは、想定していなかった。
僕は、一昨日のエントリーで「史上最大のトラブル発生中」とは書いたものの、天下のGarminのことだから、1日かければ解決すると思っていたのだ。
しかし、障害発生から3日経った今でも、まだ、Garmin側からは何のアナウンスもない。
電話、メール、オンラインチャットなど、全てのサポートも未だに停止中なので、状況は闇の中。
障害発生当初、その原因は「停電」ではないかと思われていたが、それであれば、こんなに長引く筈はない。
そのため、ネット上ではさまざまな噂が飛び交っていて…。
現在は、ランサムウェアによる、ガーミンサーバへの攻撃であるという説が濃厚になっている。
ランサムウェアとは、不正プログラムの一種で、感染したPCをロックしたり、ファイルを暗号化して使用不能にするもの。
元に戻すことを引き換えに、「身代金」を要求するので、身代金要求型プログラムとも呼ばれているようだ。
BleepingComputer社の情報によれば、アタッカー(攻撃者)は、1千万ドル(!)の身代金を要求しているという。
いやはや、これは恐るべき事態だ。
もうひとつ。こんな噂も流れている。
障害が発生したのは、日本時間で、7月23日の夕刻。これは、ちょうど、本来であれば、東京オリンピックが開幕する筈だったタイミングと重なる。
Garminデバイスは、オリンピックの競技者、関係者にとっても、なくてはならないものになっている。
そのため、オリンピック開幕のタイミングを狙って、時限爆弾的に仕掛けられたものではないかというのだ。
これはあくまで噂に過ぎないけれど、ランサムウェアが「身代金要求型」の不正プログラムであるならば、効果は絶大。僕は、十分その可能性があると思っている。
一方で、こんな情報も流れている。
現在、ガーミンコネクトに関しましては、サーバーメンテナンス中で、
復旧が7月27日予定とのことです。
Garminの国内代理店である、A.M.I社からのアナウンスだ。
「復旧が27日予定とのこと」と書いてあるが、これは、Garmin社から提供された情報なのだろうか?
Garminの国内代理店は、他にも多数あるが、ここだけしかアナウンスしていないことから、信憑性はちょっと疑わしい気がする。
27日は解決して欲しいとは思うものの、あくまで、Garmin社からの公式発表を待つべきだろうと思う。
今朝、僕はそぼ降る雨の中を15km走ったのだけれど…。
やはり転送できず…。
デバイスの中には、データが蓄積されているので、Garmin Connectが「正常に」復帰してくれれば、ちゃんと取り込まれると思う。
ただ、転送できていないデータが3日分もたまっているし、何より、Garminサーバ内に取り込んできた、これまでの膨大なデータが無事なのかどうか…。
僕は、本当にそれが心配だ。
【続報】(7/26 AM7:00)
Garminからの公式アナウンスが出た。どうやら、データは無事のようで、一安心^^;)