昨日は、東京マラソン2020エントリーの抽選が行われた。
ONE TOKYOプレミアムメンバーだけの、先行エントリーに伴う抽選だ。
「プレミアム」と言っても名ばかりで、年会費が4,000円超かかる*1割に、これと言った特典はなく、単に《東京マラソンの抽選回数が増える》というのが売り。
メンバー数がやたらと多いので、先行エントリーの倍率も10倍近くなり、結局当たらない。
だから、毎年脱退しようと思っているのだけれど、所定の手続きをしないと自動継続されてしまうため、ズボラな僕は、ズルズルと更新し続けてしまっている。
ということで、今年も期待など全くしないまま、抽選の日を迎えていた。
昨日の昼間は、仕事で忙殺されていたため、メールを確認する暇もなかったけれど、帰宅途中につらつらと眺めていたら、こんなサブジェクトのメールが届いていた。
東京マラソン2020 ONE TOKYOプレミアムメンバーエントリー当落確認のお知らせ
ん?
僕は、ちょっと違和感を感じた。去年までは、こんなサブジェクトではなかった筈だったからだ。
ということで、昨年までの該当メールを検索してみると…。
ONE TOKYOプレミアムメンバー先行エントリー抽選結果のご報告
確かに変わっていた。
ただ、これはまぁどうでもいい。単なるニュアンスの違い、と言えなくもないからだ。
問題だったのは、その本文。
昨日届いたメールを開いてみると…。
いちいち、ONE TOKYOのWebサイトに行き、パスワードなどを入力しなければいけなくなっていた。
僕は、パスワードを失念していた(日常殆どアクセスしないため)から、実に面倒に感じた。
去年までは…。
メールを開くと、すぐに当落(落選)が判明。
あっけないと言えばあっけないが、メール内に、僕の名前や受付番号なども表示されていたので、一応《プレミアムメンバー》感はあった。
しかし今年のメールは、僕の名前の表示などもなく、マイページに丸投げ。
これだと、全員に同じメールを送れば済むし、ONE TOKYOのアクセス数も稼げるわけだ。
ユーザーに面倒を強いて、サービスダウン。プレミアムの名が泣く。
それでもまぁ、結果良ければ、全て良しになるのだけれど、そんな都合のいいことはなく…。
もちろん落選。
いちいち、面倒なマイページアクセスを行って、結局落選を確認するだけなので、悔しさ倍増だ。
都民エントリー(たった1,000人しか当選しないので、これもどうせ落選)抽選や、一般抽選、二次抽選発表のたびにアクセスが必要なのか、と思うとちょっとブルーになった。
まぁ、これは僕がそう感じるだけで、面倒だと思わない人が多いかもしれない。
「ドキドキ感を味わいたいから、メール本文には、当落を書かないで欲しい」という人もいるだろう。
だからこれは、あくまで、僕の個人的な感情に過ぎない。
ただ僕は、こういった面倒と失望を何度も味わいたくないので、来年こそは、プレミアムメンバーを脱退しようと思う。
*1:昨年までは4,320円。今年度からは4,400円。