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永久保存版!「MUSIC LIFE 特集●ロジャー・テイラー」が圧巻すぎる!!

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いやはや、この表紙のインパクトは、強烈だ。

f:id:ICHIZO:20190807035345j:plainMUSIC LIFE 特集●ロジャー・テイラー

僕は、この写真が撮影された頃のロジャー・テイラーを、リアルタイムでは知らない*1のだけれど、当時のギャル(死語か?)たちは、痺れまくったんじゃなかろうか。

それぐらい、インパクトのある写真だと思う。

表紙のキャッチコピーには…。

伝説のバンドを支え、ヴィジュアル面を牽引した全方位型プレイヤーを総力特集

と書かれている。

「ヴィジュアル面を牽引…」というのは、大胆なコピーだと思うけれど、掲載写真を眺めていたら、それも納得。

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オフタイムでは、優しげな王子様風…。しかし、ステージ上では、熱く激しいドラマーの顔。

そんな二面性を持った、ロジャーのヴィジュアルが別格だということだろう。

僕が、今回これを購入したのは、もちろんヴィジュアル面に惹かれたから…というわけではない。

クイーンの音楽を聴きまくるようになって以来、「ロックンロール・ドラマーとしての」、かつ、「ボーカリストとしての」ロジャーに惹かれたからだ。

猛烈にドラムを打ち鳴らしながら、高音のハスキーボイスで、力強いコーラスをかぶせてくる。その歌声は、時に、フレディの声よりも目立つほど。

なんてパワフルで、エネルギッシュなミュージシャンなんだろう。

僕は、そんなロジャー・テイラーに痺れてしまったのである。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、クイーンの物語というよりフレディ・マーキュリーの物語だし、これまでの関連本は、フレディに関するものが、圧倒的に多かったと思う。

しかし、この本は、100%ロジャー・テイラー視点でまとめられている。

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この目次を見ていただくだけで、その凄さはわかるだろう。

とりわけ、バイオグラフィ&ディスコグラフィである、「I’m in Love with My Career…」というコンテンツが秀抜。

そのタイトルは、もちろん、ロジャーのソロ曲をもとにしている。

そう。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の中で、ディスられまくる(のに、曲は流れない^^;) 「I'm In Love With My Car」だ。

その力強い歌声と壮絶なドラム捌きは、何度見ても唸ってしまう。

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この特集では、そんなロジャーの、ロックミュージシャンとしての軌跡を丁寧に辿るとともに…。

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クイーン&ロジャーソロアルバムの全曲について、ロジャー目線での解説が添えられている。

クイーンの音楽について、僕は、(新米ファンながら)相当聞き込んだつもりだったが、「こういう聴き方もあったのか!」と驚くこと多数。

ロジャー・テイラーのファンのみならず、全てのクイーンファンに、大きな発見と喜びをもたらしてくれるレビューで、これを読むだけでも購入する価値があると思う。

この本の凄さは、まだまだある。

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「MUSIC LIFE」誌などに掲載された、珠玉のインタビュー13本(!)

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「Drums Ga Ga!!」と銘打たれた、70~80年代クイーンのロジャー使用機材検証。

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僕は、ドラムについて全くよくわからないのだけれど、その凄さに圧倒されてしまった。

ロジャー・テイラーに少しでも興味があれば、どこをとっても楽しめる本だと思うし、貴重な記事や写真が満載で、まさに、永久保存版の1冊。

こういったムック本の場合、いったん品切になると入手困難な場合が多い。

既に、AmazonはPrime在庫がなくなってしまっており、Web市場では品切気味。

ただ、楽天ブックスでは、現在(8月7日時点)在庫ありのようなので、もしも気になる方は、早めにゲットしておくことをオススメしたい。

 

*1:世代的には知っている筈の歳なのだけれど、当時、僕は洋楽に全く興味がなく、その存在さえも知らなかった。


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