餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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新食感!囓って驚く「八丁軒@桜新町」の焼餃子

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期待せずにはいられなかった。

焼餃子が出てくるまでの間、アテとして頼んだニラ玉が、超絶的に美味しかったからだ。

こんなレベルの高いニラ玉を出す店なのだから、餃子もきっと、めちゃめちゃ美味しいに違いない。

僕はそう思いながら、主役の登場を待っていた。

すると…。

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焼餃子、登場!

揚げ餃子と見紛うほど、カリッカリに、きつね色に焼けている。

僕は、こういった餃子が大好きなので、実に魅惑的だった。

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最強パートナーとの競演。

こんがり焼けた皮の色合いは、ビールにもぴったり合って素敵だ。

僕は、間違いなく美味しいと確信し、いざ、囓ってみる。

すると…。

ん?ん?んっ?

いったい何なんだ。この食感は。

僕は長いこと餃子を食べてきたつもりだが、初めて出会う「新食感」だった。

焼餃子特有のジューシーさは皆無。とにかく、異常なまでに《もっちり》しているのである。

カリッカリの皮と、もっちもちの具。相性としては悪くないが、実に不思議だ。

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断面から、その具を眺めてみても、僕には、そのもっちり感が何に由来しているものなのか、よくわからなかった。

焼餃子は、大きく分けると、「肉餃子系」と「野菜餃子系」に分類される。

もちろん、エビ餃子などもあったりするし、店によっては、フルーツなどが入ったキワモノ系の餃子もたまに見かける。

しかし、そういった餃子はあくまで例外。

単に《焼餃子》というメニューで販売されている場合は、「肉餃子」か「野菜餃子」のどちらかになっているのが普通だ。

しかし、この店の餃子は、肉でも野菜でもない何か、が主役なのである。

驚かずにはいられない。

ニラ玉が、王道を極めた絶品だっただけに、焼餃子がこんな変化球だとは思ってもみなかった。

僕は、「いったいどうしてこんな具なんですか?」と、店員に質問したいぐらいの不可思議な気分になった。

ただ、僕は決して、その味を否定しているわけじゃない。

餃子という料理は、食感が非常に重要。

この店の餃子は、その皮を思いっきりカリカリにすることで、具のもちもち感とのバランスをとっている気がする。

下味はそれほどついていない感じなので、オーソドックスに酢醤油が合う。

そして…。

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この自家製ラー油が、非常に辛くて美味しかった。

餃子の味が淡泊な分、いいアクセントになるのだ。

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僕は、大満足して店を出た。

王道のニラ玉と異端の焼餃子。どちらも素晴らしい。

こうなってくると、他の料理も食べてみたくなってきたので、是非とも再訪して確かめたい。(たぶんまた、ニラ玉と餃子を注文しそうな気がするけれどw)

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