餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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カリッ、サクッ、ジュワー!「祥雲@神戸三宮」の軽ウマ餃子に惚れた!

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これぞまさに、餃子専門店の趣だ。

f:id:ICHIZO:20190614034844j:plain赤一色に彩られた店頭。輝く餃子の文字。

店名である「祥雲」と「餃子」以外には、殆ど情報がない。しかし、それがこの店の矜持なのだろう。

餃子に対する、並々ならぬ自信を感じさせる店だ。

僕にとっては、念願の訪店だった。

これまで神戸を訪れた際は、諸々の事情で、行くことができなかったからである。

その夢が、ようやく叶って、最高に嬉しかった。

ただ、この日の僕は、新神戸を19時頃に出る新幹線で帰る必要があったため、あまり余裕がなかった。

駅までの移動時間やお土産を買う時間を考慮すると、発車1時間前には店を出る必要がある。

そのため僕は、店の開店時間である17時前から並んで待機。

そして、灯りがつくや否や、つけられたばかりの暖簾をくぐって、入店した。

一番乗りだ。

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店内は、カウンターのみで10席程度。

開店後20分も経つと、全ての席が埋まってしまい、行列もできていたようなので、早くから待っていたのは正解だった。

着席。

壁のメニューを眺めてみる。

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餃子類は、350円。リーズナブルで嬉しい。

メニューの上に、「お一人様2人前から」と書かれていたので、あまり種類が頼めないかも…と、僕は一瞬躊躇した。

しかし、「2人前以上であれば、餃子の種類は問わない」ということがわかり、安心。

僕は、どれにしようか迷ったが、まずは、大好きな具である「ニラ玉」の餃子と、「にんにく」餃子を注文した。

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厨房は、マスターひとりで取り仕切っており、注文を受け、餃子を焼き、その間にも、新しい餃子を包み続けていた。

メニューを絞っているとはいえ、その流れは淀みなく、見事。

注文した餃子が焼き上がるのを待つ間は、もちろん…。

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ビールを注文。

しっかりと冷えたそれは、疲れた僕の喉に染み渡った。

僕は、ザーサイをアテにビールを堪能し、厨房を眺めていると、やがて、ジリジリとした音が聞こえてきて…。

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餃子がやってきた!

こんがりとした焼き色から、カリカリ感が伝わってきて、僕は、少し興奮した。

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iPhone SEと比べてみた。

餃子はそれほど大きなサイズではないけれど、神戸一口餃子とも違う。

神戸餃子と言えば《味噌だれ》が有名で、この店にもそれは置いてあった。

が、餃子が出てくるのを待っている間、眺めていた壁に…

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このように書かれていたので、僕はそれに従うことにした。

具の味付けに自信があるからこその、セリフだと思う。

僕は大いに期待して、まずはニラ玉餃子から食べてみることにした。

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おぉ、旨い。旨いぞ!

オーソドックスでありながら、実に味わい深かった。ニラ玉だけじゃなく、挽肉も入っており、それが実にいい仕事をしている。

僕がこれまで食べてきたニラ玉餃子の中でも、かなりレベルが高いと思った。

具にはしっかり味がついており、確かに、何もつけなくても十分美味しい。むしろ、つけると邪魔になる。

それは、この後出てきた全ての餃子でも同様。僕は結局、この日、何もつけずに全ての餃子を味わった。

具の美味しさもさることながら、それ以上に感動したのが、「皮」のサクサク、カリカリ感。

非常に軽い食感なのに、頼りない感じではなく、絶妙。そしてそれが、具の美味しさも引き立てている。

いやぁ、これは最高の皮、そして焼き方だ。

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続いて食べたニンニクが、これまた凄かった。

非常にパンチが効いており、ニンニク好きにはたまらない餃子だ。そして、これはビールが進む味でもある。

僕は、ここでビールを追加注文。もちろん、餃子も追加することにした。

焼き上がりまでの時間や、帰りの列車時刻なども考慮すると、あと1回の注文が限界。ここは慎重なセレクトが必要だ。

ということで、あらためてメニューを眺め、しばし迷った結果、「キャベツ餃子」と「しいたけ餃子」に決定。

僕は、ニラ玉とニンニクの味わいに酔いしれながら、新たな餃子が出てくるのを待った。

20分程度経った頃、追加餃子二種が僕の目の前に登場。

僕は、まず、キャベツ餃子から食べてみることにした。

キャベツは、オーソドックスな餃子の具だから、その店の「餃子力」を図ることができるからだ。

この店独特の《軽ウマ》皮と、キャベツの相性はどうだろう?と思いながら、囓ってみる。

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途端、僕の口内が、サクサクした皮の味わいと、キャベツの甘みで満たされた。

オーソドックスでありながら、でも、普通じゃない美味しさ。

やっぱりこの店の餃子はレベルが高い!と、僕は思った。

そして。

この日、僕にとってラストとなった、椎茸餃子に進む。

僕は、これまでの餃子三種で大いに感動していたから、味に対してのハードルはかなり上がっていた筈。

しかし、そんな状況で囓ったにも関わらず、僕は、思わずこう叫びたくなってしまった。

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絶品!

いやぁ、これは、旨い。凄い。なんという食感、なんという味。

僕は感動が止まらなかった。

椎茸、豚肉、春雨、キクラゲの四種の具が、見事なハーモニーで紡がれている。

そして、それを包む皮がやっぱり最高。その《軽さ》が、具の味わいを最大限に引き出しているのだ。

いやぁ、ほんと、美味しかったなぁ。

僕は思わずこれを追加注文したくなってしまったほどだ。

ただ、この日は残念ながら時間切れ。

僕は、感動に酔いしれながら、後ろ髪を引かれる思いで帰京した。

この店では、まだ食べていない餃子が何種類かあるし、そして、何よりまた、この椎茸餃子が食べたい。

神戸マラソンは、どうせまた当たらないので(もう決めつけているw)この店に行くために、神戸まで出かけようかと思っている。

餃子マニア (エイムック 4356)

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