餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

《ウィル・スミス大好き!》ならば必見の「ジェミニマン」

スポンサーリンク

昨日、日曜日に鑑賞。 

f:id:ICHIZO:20191028200837j:plain

この映画の内容を、ひとことで言い表すならば…。

「ウィル・スミス&ウィル・スミス」による「ウイル・スミスファン」のための映画と言える。

ストーリー上、ウィル・スミスが演じる主役には、「ヘンリー」という役名がついているのだけれど、その年齢は現在のウィル・スミスと同じ(51歳)という設定だし、アクションシーンは、これまでのウィル・スミス作品を彷彿させる。

さらに…クローン技術によって生み出された23歳の「ヘンリー」という設定の「ジュニア」も、これまた(CGによって作られた)ウィル・スミス、なのだ。

この「ジュニア」は、100%CGとは思えないほど、完全に、ウィル・スミスの演技を投影している。

いやはや、凄い時代になったものだなぁと思う。

映画の中で、ウィル・スミス役のヘンリーは、凄腕スナイパーという設定だが、《老い》を感じはじめてきたことを嘆き、第一線からの引退を決意する。

が、その直後から、ヘンリーは命を狙われる立場となった。

そんなヘンリー(=51歳のウィル・スミス)と対峙するのが、クローン技術によって生み出されたジュニア(=23歳のウィル・スミス)というのが、この映画の大きな見どころであり、最大のポイント。

「ミッション:インポッシブル(MI)シリーズ」の如く、世界を飛び回って、アクションシーンが展開されるけれど、スケール的にもインパクト的にも、MIシリーズより1枚落ちる。

おまけに、暗いシーンが多くて、画面が見えにくいのも(個人的には)マイナスに感じた。

しかし。

ウィル・スミスファンとして見るならば、話はちょっと変わってくる。

ストーリーの中で、51歳のヘンリーが感じる葛藤は、ウィル・スミス自身の独白ではないかと錯覚するし、ヘンリーの「敵役」として登場する23歳のジュニアも、ウィル・スミスらしい心の動きを見せる。

だから、もしもウィル・スミスの大ファンであれば、心を打たれるシーンが多い筈だし、最後まで楽しめることは間違いない。これは「必見」の作品だ。

しかし、《映画はあくまで作品本位》と言う人には、強くお勧めしにくい。

また、「ウィル・スミスが嫌い」と言う人は、(どんなにストーリーが魅力的だと思っても)たぶん、見ない方がいいと思うw。

僕は、ウィル・スミスが大好きなので…もちろん気にいったし、パンフレットまで購入した。

f:id:ICHIZO:20191028212746j:plain

f:id:ICHIZO:20191028212807j:plain

このシーンはとても印象的だった。

51歳のヘンリーが、23歳のジュニアに向かって放ったセリフ。「I'm trying to…」の後に続く単語が、いかにも、ウィル・スミスだなぁと思った。

ファンの人であれば、きっとわかってくれると思う(^^;


マラソン・ジョギングランキングへ