餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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今年見てきたロードショー作品2009

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今年は本当に新作映画を見た年だった。映画好きの人に言わせれば、笑われるような本数だと思うけれど、僕にしてみたら快挙だった。何しろ、一昨年までは1年に1本見るか見ないかといったような状況だったのだから。昨年の後半ぐらいから映画にハマり、今年は、本当に映画が好きになった。
僕は、映画については殆ど無知なので、過去の名作と呼ばれるものも殆ど見ていない。だから、そういった作品をDVDで見たりもしている。しかし、好きなジャンルの新作については、できれば映画館で、リアルタイムで楽しむことを心がけてきた。ということで、新作ロードショーを中心とした鑑賞記録の系譜をここにまとめておきたい。
鑑賞後は、拙いレビューをアップしてきたので、詳細はリンク先に委ねるとして、ここでは、簡単な感想と、お気に入り度(☆印)でまとめてみた。お気に入り度は、あくまで「僕の嗜好に合ったかどうか」という意味にしか過ぎず、映画の評価を表しているものではないので、ご了承のほど。

  • 「ベンジャミン・バトン」(2009.2.8 entry☆☆☆☆
    どう考えてもあり得ない話だから、ともすれば、「馬鹿げてるなぁ」と思って終わってしまいそうなストーリーを、うまくまとめていたなぁという印象。
  • 「7つの贈り物」(2009.2.21 entry☆☆
    うーん。ウィル・スミスが好きだから、何とか最後まで見たけれど、ストーリー的には、非常に後味が悪かった。あの結末はちょっとあり得ないんじゃないかなぁ…。
  • 「イントゥ・ザ・ワイルド」(2009.2.23 entry☆☆☆☆★
    本当は去年公開の映画だけれど、アンコール上映で再度見に行った映画なので、無理矢理含める。荒野を目指す主人公を巡るエピソードは、今でも心に焼き付いて離れない。
  • 「おくりびと」(2009.2.28 entry☆☆☆☆
    今年見た日本映画は、後にも先にもこれ1本だけ。それだけ期待が高かったし、見た後の期待も裏切られなかった。
  • 「チェンジリング」(2009.3.7 entry☆☆☆☆☆
    圧巻。ストーリーの見事さにも唸ったし、アンジェリーナ・ジョリーの演技にも痺れた。名画座でもう1度見ても、改めて感動したほど。今年のベストワン候補。
  • 「スラムドッグ$ミリオネア」(2009.4.18 entry☆☆☆☆★
    迫力満点だったムンバイ風景と、実に生き生きとした登場人物たち、わかりやすいストーリー。今でも映画の各シーンが甦る。音楽も最高。実に後味のいい映画だった。
  • 「グラン・トリノ」(2009.5.3 entry☆☆☆☆☆
    クリント・イーストウッド渾身の作品。地味なストーリーなのに、ここまで魅せるのは見事というしかない。ちょっと無理があるんじゃないかなぁと思うところもあるけれど、エンドロールの1発で帳消し。
  • 「スター・トレック」(2009.6.8 entry☆☆☆☆
    エントリーでも書いたけれど、「痛快!」の一言に尽きる。実に心地よく楽しめる佳作だった。僕にとっては初めての「スター・トレック」体験だったのだけれど、旧作もまとめて見てみたくなったほど。
  • 「扉をたたく人」(2009.7.6 entry☆☆☆☆★
    エントリーでは「五つ星」と書いたけれど、NYが舞台の作品には点が甘くなるので、NYポイントを差し引くと、4.5と言ったところかも。名作であることは間違いない。
  • 「ノウイング」(2009.8.2 entry☆☆★
    地球破滅ものは好きなジャンルだし、ストーリーに無理が生じるのはお約束だと理解していても、あんまりだという気がした。前半はそれなりに楽しめるけれど、後半、そしてあのオチはやっぱりいかがなものかと…。
  • 「HACHI 約束の犬」(2009.8.9 entry☆☆☆★
    「忠犬ハチ公」物語のアメリカ版。なぜアメリカなんだという気がしないでもないけれど、「犬好き」リチャード・ギアの愛情が全編に感じられることもあって、それほど違和感なく楽しめる。
  • 「フロスト×ニクソン」(2009.9.21 entry☆☆☆★
    ロードショー時は見逃したのだけれど、名画座で見られたので加えさせていただく。実話をもとにしたドキュメンタリー風作品ということで、ちょっと退屈かなぁと思っていたが、想像以上に楽しめた。前半はちょっともどかしい感じも残ったけれど、後半の展開が良かった。
  • 「サブウェイ123 激突」(2009.9.23 entry☆☆☆☆☆
    世間的にはそれほど評価は高くないようだけれど、個人的には文句なしの5つ星。デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタの演技はともに最高。スピード感あふれるストーリーも僕好み。NYが舞台ということで、贔屓目になっていることは間違いないけれど、NYポイントを差し引いても、十分に素晴らしい。
  • 「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」(2009.11.2 entry☆☆☆☆★
    他のロードショー作品と同列に考えることはできないけれど、映画館で見ることができて、本当に良かった。まさにコンサート会場で見ているような臨場感には圧倒されっぱなしだった。今でも、その余韻が甦ってくる。その感動を補完するためにDVDも予約済。
  • 「きみがぼくを見つけた日」(2009.11.3 entry☆☆☆★
    ベタベタなラブストーリーもので、基本的には僕の嗜好から外れる。ただ、SFチックなテーマに惹かれたことと、「THIS IS IT」の上映前に時間がとれたので、ついでに(ヲィ)鑑賞。三つ星程度が無難だけれど、レイチェル・マクアダムスの可愛さで+0.5。
  • 「2012」(2009.11.23 entry☆☆☆☆
    地球破滅ものは大好きなジャンルなので、これまでさまざまな作品を見てきたけれど、スケールの点で言えば、過去最高なのではないかと思う。その迫力には度肝を抜かれた。主人公を巡るご都合主義的な展開や、間一髪ぶりの連続は気になったものの、この手の映画ではお約束と割り切るべきかも。
  • 「脳内ニューヨーク」(2009.12.7 entry☆☆☆
    降参。三つ星なのは、作品の評価ではなく、僕の理解不足によるもの。主題的には十分面白いと理解しながら、それをわからない自分がもどかしい。そんな印象の映画。もう1度見ないといけないなぁ。

一通り振り返った結果、極私的2009ナンバーワンを考えてみた。5つ☆作品3つは、どれも甲乙つけがたいけれど、あえて1つに絞るとすれば、「サブウェイ123 激突」を選びたい。


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