いやぁ、面白かった。本当に、最高に、面白かった。
僕は、昨日見終わったばかりなのだけれど、また今日も見に行きたいほど。
先週末から公開になった「アラジン」だ。
原作は、とびきり有名なディズニーのアニメーション映画だが、恥ずかしながら、僕はこれまで見たことがなかった。
僕は、基本的にアニメが苦手だし、お伽噺風の甘ったるい恋愛ものだと思っていたからである。
そもそも、その原典と言える「アラジンと魔法のランプ」でさえ、あまりよく知らないくらいなのだ。(威張るなよw)
そんな状況で、なぜ、アラジンを見にいくんだ?と思われるかもしれない。
それはひとえに、「大好きなウィル・スミスが出ているから」ということに尽きる。
ウィル・スミスは、ハリウッドにおいて僕が一番好きな俳優。
どんな役柄を演じても素晴らしいが、特に《とびっきり明るい》《ノリノリの》役を演じる時、その魅力が輝く。
ウィル・スミスの持つ天性の明るさが、存分に生かされると思うからだ。
この「アラジン」では、そんなウィルが、魔神ジーニー役を演じるということで、僕は大いに気になった。
そして…。
こういったニュース番組などで、その来日報道を見てからは、もう、いてもたってもいられなくなった。
ハリウッドを代表する大スターなのに、気取りがないし、明るいし、ほんと最高。
報道では、「アラジン」の予告編なども紹介されていたが、それを見たら、さらに興奮。
まさにこれは、ウィル・スミスのハマり役なのではないか…。と期待し、僕は大いに期待し、劇場に赴いた。
上映館としては、立川シネマシティの極上音響上映を選んだのだけれど、これが大正解。
この「アラジン」は、ミュージカル仕立ての作りになっていて、《歌を楽しむ映画》でもあったからだ。
最高のサウンドで響き渡る、極上の歌声。それもまた、僕にはたまらなかった。
そのストーリーについては、アニメ版で知っている人も多いだろうし、知らない人にはネタバレになってしまうので、書かない。
しかし、誰もが安心して、とびきり楽しめる、実に心地のいい映画でることは僕が保証する。
これは、極上のラブ・ストーリーであり、秀逸なコメディであり、友情と家族の物語でもある。
上映時間の131分が、あっという間に感じるほどのマジックワールド、夢空間なのだ。
ハリウッド版のインド映画なのではないか、とも思えるほど、歌とダンスも満載。
舞台となるアラビアの街並も素晴らしく、エキゾチックな映像美も堪能できる。
いやぁ、本当に、最高に、素晴らしかった。
僕は、ロードショー上映中に、必ずもう1度見に行こうと思っている。超オススメ。
パンフレットももちろん購入。
その表紙を開くと目に飛び込んでくる、宣伝ポスター用のイラストは、まさに、この映画「アラジン」を象徴したものになっている。
魔法の絨毯上で見つめ合う、アラジンとジャスミン。そして、それをエスコートするジーニー。
この映画では、王国の覇権を巡るさまざまな紆余曲折があるから、単なるラブ・ストーリーではないのだけれど、でも、やっぱり、このイメージが圧倒的に印象に残る。
今回、このエントリーを書くために、このイラストを眺めていたら、劇中で歌われる「A whole new world」が、脳内に怒濤のリフレインをしてきた。
いやはやたまらない。
映画の写真も満載。眺めているだけで、その楽しさ、興奮が伝わってくる。
パンフレットには、映画に関する裏話や出演者インタビューなども掲載されており…。
もちろん、ウィル・スミスへのインタビューもあり、ウィルは、こう語っている。
ジーニー役をやらないかという電話をもらった瞬間、この物語に抱いていた思いが呼び覚まされました。僕にとっては、すべてがジーニーを演じるための長い道のりだったんですよね。
すべてがジーニーを演じるための長い道のり!
そこまで言うか!という感じだけれど、映画を見終わった後は、その通りだったと実感できる。
僕は、歌も、ダンスも、ラップもこなし、コメディもドラマも演じています。アーティストとして自分の全てを発揮できる最高の機会でした。
まさに、最高のウィル・スミス、最高のジーニーだった。
ウィル・スミスが少しでも好きな人は、この映画を見ないと、絶対に後悔すると思う。
もちろん、ウィル・スミス(=ジーニー)だけじゃなく、映画のストーリーも素晴らしかったので、今更だけれど、アニメ版も見てみようかと思っている(^^;