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ロサンゼルスマラソンは、コロナに勝った!…のか?

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一昨日。3月8日。

僕は、今年のロサンゼルスマラソンについて言及した。

非常事態宣言が出ているロサンゼルスで、LAマラソンが決行されることについてのエントリーだ。

コロナウイルスの影響により、今は、大規模なイベントが軒並み中止に追いやられているから、そんな状況下での開催は、かなりの《英断》と言える。

現地の報道によれば、このレースにおいて、主催者側は、「参加者らが互いに最低6フィート(約1.8メートル)の距離をとることを条件」という、制限つきで開催に踏み切ったという。

まぁ、完全実施は無理にしても、相当にピリピリした大会になるのだろうなぁ…?と思いつつ、僕はその開催状況に注目していた。

あいにく僕は、動画を鑑賞することはできなかったが、LAマラソンの公式Twitterアカウントで、レースの内容を確認することができた。

接近しまくりじゃないか!w

しかも、なんだかめちゃめちゃ楽しそうだ。

最近僕は、「マラソン大会ロス」に陥っているから、こういう写真を見ると、羨ましくて仕方がなくなる。

大会公式のTwitterアカウントが、堂々とこういう写真を上げているのだから、もとより、《中止する気など、さらさらなかった》ということだろう。

どうやら、前述の条件は、報道関係者向けのアピールに過ぎなかったようだ。

大会公式アカウントだけじゃない。

ロサンゼルス警察(LAPD)の公式Twitterアカウントも、レース後、以下のツイートをアップロードしている。

警察公認の濃厚接触ww

ロサンゼルスは、本当に非常事態宣言が出ているのか?嘘じゃないのか?と思えるレベルだ。

しかしまぁ、よく考えてみれば、当然のことだろう。これでなくちゃ、マラソン大会を開催する意味がない。

ロサンゼルスマラソンは、世界的にも有名な大会で、僕もいつかは出てみたいと思っていた。

ロスの都市部を出発し、太平洋岸の、風光明媚なサンタモニカでフィニッシュするという魅惑的な大会だ。

f:id:ICHIZO:20200310042333j:plain

From the stadium to the sea | Los Angeles Marathon

僕は、そんな光景を思い描いただけで、桜田淳子の名曲が脳内リフレインする。

この歌だ。

若い人には全くわからないだろうなぁ…と思うけれど、この時代の桜田淳子は、本当に最高だった。

僕は、基本的には山口百恵派(?)ではあったけれど、陽気で明るい桜田淳子にも、大きく惹かれていた。

淳子ちゃんに「来てー、来てー、来てー、来てー、サンタモーニカー♪」と言われたので、子供の僕は、この歌を聞くたびに、「行くー、行くー」と叫んでいたほど。

いやぁ、懐かしい。ほんと、懐かしいなぁ。

と。何の話をしていたんだっけ?w

そうそう。ロサンゼルスマラソンの話だ。

ということで、レース自体は無事に開催終了したようだが、これで、ロサンゼルスマラソンは、コロナに勝ったと言えるのだろうか。

いや。そうではあるまい。コロナウイルスの影響は、すぐに判明しないからだ。

1週間、2週間経過してみて、参加者の中に感染者がいれば、主催者側が責められることは必至だろう。

しかし。

逆に、全く感染者が出なかったとしたら…?

マラソン大会は、確かに大規模なイベントではあるけれど、閉鎖空間ではないし、参加者は、基本的に健康である筈(そうでなくちゃ42.195kmも走れるものか)なので、感染の可能性は低いように思える。

日本の大会においても、2月中旬に開催された、京都マラソンや青梅マラソンといったマンモス大会の参加者から(今のところ)感染者は出ていない。

同時期に開催されたライブハウス会場からは、大量の感染者が出ているにもかかわらず、だ。

もちろん、現在のコロナウイルスにおける現状を考えると、《中止》《延期》が妥当な判断なのかもしれない。

しかし、主催者側が十分注意して開催するというのであれば、《決行》というのも、ひとつの選択肢としては、あってもいいのではないかと思った。

LAマラソン「後」の展開は、他のマラソン大会開催可否についても、大きな判断材料になりそうな気がする。

今後の動向に注目したい。 

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