餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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着替え不可、手荷物預けなし、スマホ必須!規制だらけの「東京マラソン2021」に感じる危惧

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「東京マラソン2021」の一般受付が始まった。

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トップページ | 東京マラソン2021

「東京マラソン2021」は、例年の開催時期と異なり、10月中旬の実施が予定されている。

新型コロナウイルスの蔓延に伴い、約7ヶ月遅れての開催となるようだ。*1

緊急事態宣言が解除になったとはいえ、コロナウイルスについては、予断を許さない状況が続いている。

だから、実際に開催できるのかどうか、先行きは不透明。

ただ、10月頃になれば落ち着いていると信じたいし、東京マラソンならではの興奮と感動が得られることを期待したい。

今回の大会は、東京マラソン2020出場資格を持っていたランナーの移行措置も適用されるから、一般参加者にとっては、例年以上の「超」狭き門になる。

ただ、それでも出走確率がゼロというわけではないので、ダメ元で申し込んでおこうと思い、参加要項を読んで、愕然とした。

あまりにも規制が強烈すぎるからだ。

以下は、それらの項目(抜粋)と、それを読んだ時に僕が感じた第一印象をご紹介させていただこう。

スマホ&体調管理アプリ必須

スタートエリアにおいて、体調管理アプリで記録状況と写真による本人確認をいたします。

スタートエリアに入場の際には、必ず体調管理アプリをダウンロードしたスマートフォンのご持参をお願いいたします。

レース前10日間、毎日検温をして、健康状態を記録したスマホアプリを提示する必要があるという。

今時、スマホを持ってない人は稀だと思うが、「古いOSのスマホ」を使い続けている人はそれなりにいる。

体調管理アプリが、最新OSにしか対応しないなんてことはないだろうなぁ…?

また、もしも万一、スタート前にスマホが故障したり、スマホを忘れたりしたら、出走できないことになる。いやはや大変だ。

スタート前の更衣不可

スタートエリアには更衣室はありませんので、出走する服装でご来場ください。周辺施設等での更衣は絶対に行わないでください。

 《出走する服装でご来場ください》と言われても…。

真夏の大会ならともかく、10月中旬だと、肌寒くなっている可能性も高い。

走り出したらTシャツで十分な気温であっても、家から会場まで何か羽織りたいという場合もありそうな気がする。

手荷物預けなし

手荷物は、お預かりいたしません。 また、スタートエリア・フィニッシュエリアで放置されたものはすべて廃棄いたします。

家やホテルが会場から近い人はいいだろうけれど、そうでない人にとってはかなり不便だ。

レース後汗だくになっても着替えることはできないし、大雨が降った場合でも、傘を持参することができないのは、かなり厳しいと思う。

前述の通り、スタートエリアではスマホの提示が必要となるが、荷物預けができないとなると、それを持って走らなければいけない。

防水対応のスマホでない場合、レース中の汗や雨などでスマホが壊れてしまう可能性もあるので、実に心配だ。*2

給食の制限

コース上での給食は、個包装での提供を予定しており種類・数量が限られます。別途ご案内いたします参加案内に基づき、各自で必要に応じて栄養補助食品等をご準備ください。

東京マラソンと言えば、豊富な給食が売りのひとつだったのに、それが大いに制限されそうな予感。

これはまぁ、仕方がないとはいえ、ちょっと寂しい。

別途費用負担あり?

 大会参加料とは別に新型コロナウイルス感染症対策費を別途負担していただく場合があります。

負担の有無及び負担金額については、決定次第お知らせいたします。

 「新型コロナウイルス感染症対策費」???

一体なんなんだこれは。参加者が負担しなければいけないものなのか?

現時点ではその金額も不明だから、一層不信感が募る。

※僕が一番心配していること

 ここまで、不満ばかりを書き連ねたようになってしまったが、「東京マラソンの影響力」を考えれば、仕方がないと思える部分もある。

何しろ、25,000人弱の参加者*3が参加するマンモス大会だ。失敗は許されない。

いざ開催するとなれば、万全の対策が必要となり、感染に繋がる危険性は、最大限排除しなければならないだろう。

東京マラソンの出走権は、超プラチナチケットだから、その出場権を得たランナーたちは、規制なんて気にしないかもしれない。

今、この時世に、「東京マラソンを走れるだけで幸せ」と思うかもしれない。

ただ、僕の心配は、他にある。

去年の春。コロナの影響が日本でも出始めた頃。

開催を予定していたマラソン大会は数多くあったが、いざ東京マラソンが中止を決定したとたん、右へならえとでもいうように、次から次へと中止になってしまったことを思い出す。

今回は、その逆パターンだ。

東京マラソンの再開とともに、他マラソン大会も、一斉に復活する可能性がある。

それは嬉しいニュースなのだけれど、その際、《着替え不可》《手荷物預けなし》《スマホ必須》といった対応が、《スタンダード》になってしまうことを、僕は最も危惧する。

これらの規制は、東京マラソンでは仕方がなくとも、規模の小さい他の大会などで、すべてマストとは思えないからだ。

また、《新型コロナウイルス感染症対策費》などという、わけのわからない経費が、デフォルトでランナー負担になるのも勘弁して欲しい。

そうならないことを祈りたいけれど…。 

*1:公式Webサイトでは、「東京マラソン2022」の情報も掲載されており、これは来年3月6日の開催となっている。

*2:僕はかつて、北海道マラソンで、初代iPhoneSE(非防水)を携帯して走り、本体に汗が浸水して壊してしまった苦い記憶がある。

*3:これまでの大会では、30,000以上の参加者となっていたため、若干減。


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