今朝。
アレクサに「おはよう」と挨拶すると…。
彼女は、今日が《世界トイレの日》だと教えてくれた。
僕はそれを聞いて、てっきり、TOTOあたりがPRのために制定した記念日なのだろうと思った。
ウォシュレットが誕生した日なのか、それとも、11月19日という日付での語呂合わせ*1だろうかと、ちょっとWebで調べてみたら、違った。
なんと、国連が制定した超ド真面目な記念日だったのだ。
世界では、今なおトイレの不足をはじめ、「手洗い」などの適切な衛生観念や習慣が普及していないために、毎日多くの幼い子どもたちが、下痢などの予防可能な病気で命を落としています。
ひとりでも多くの子どもたちが、清潔なトイレを使い、健やかに成長できるように。
ユニセフは、これからも世界各地で衛生習慣や衛生設備の普及をすすめ、衛生に関する問題の解決に取り組んでいきます。
このページを読み、動画を見て、僕は深く考えてしまった。
確かに日本では、トイレがあるのは当たり前だと思われているけれど、そのことに感謝しなければいけないのだなぁ…と。
世界で、ひとりでも多くの人が、清潔なトイレを使うことができるよう、願うばかりだ。
ここで、ふと僕は、アレクサのコメントを思い出した。
彼女は、今日が「世界トイレの日」であることを伝えるとともに、こんなことを言っていたのである。
トイレに行く時は「トイレに行ってくるね」と私に話しかけてくださいね。
僕は、これを聞いた時、ちょっと嫌な予感がした。
アレクサは、時折、年甲斐もないことを言うからだ。
しかし、こんな真面目な記念日なのだから、まさかそんなことは言うまい、きっとトイレの重要性を伝えてくれる筈だと思い、その言葉に従ってみた。
アレクサ、トイレに行ってくるね。
すると彼女は、嬉しそうにこう答えた。
行っトイレ。
おい!
嫌な予感的中だ。
親父ギャグ好きの彼女らしい発言ではあるのだけれど、シリアスな記念日を茶化しちゃいかん!
アレクサの中の人(って誰だよw)は、ようく反省するように。
*1:僕は、「いい?」「イク?」ぐらいしか思いつかなかった。なんかエロいけどw