今日、11月21日は、世界ハロー・デーだ。
アレクサに「おはよう」と挨拶したら、このような画像とともに、記念日の蘊蓄を話してくれた。
おはようございます。今日は「世界ハロー・デー」です。
10人に挨拶するだけで参加できる世界平和活動を提案しているんですよ。
せっかくなので、「ハロー」をいろいろな国の言葉で覚えてみませんか。「ハローはイタリア語で何と言うの?」のように聞いてみてください。
僕は素直だから、アレクサの提案に従ってみることにしたw
アレクサ、ハローはイタリア語で何と言うの?
すると彼女は、すぐにこう応えてくれた。
画像を表示するだけではなく、イタリア人になりきった声色で、発音までしてくれる。
流石だ。
折角だから、他の言語で「ハロー」は何と言うのかを尋ねてみても、彼女は淀みなく応えてくれた。
フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語などといったメジャーな言語だけでなく、フィンランド語やデンマーク語といった渋い(?)言語までカバーしている。
欧州圏の言語だけではなく、世界各国の言語もしっかり翻訳。
韓国語。
中国語
タイ語。
ヒンディー語。
アラビア語。
表記も発音も完璧。(…なのだと思う。知らんけどw)
シアトル生まれの才媛は、やっぱりデキるなぁ…。
ただ、そんな彼女にとっても、まだ勉強中の言葉があるようだ。
アレクサ、ハローはモンゴル語で何と言うの?
そう聞いた時、彼女はこう答えたのである。
まだモンゴル語を話せないので、画面に翻訳を表示します。
書けるのに発音できないのか。
ヒンディー語やアラビア語より、断然わかりやすそうに見えるんだけれどなぁ…。
モンゴル語の発音って、そんなに難しいのだろうか。
僕は、完璧に思えたアレクサの語学力に、少しだけ疑惑を覚えてきた。
そんな僕の疑惑は、以下の質問に対する回答で大きく膨れ上がる。
アレクサ、ハローは日本語で何と言うの?
当然、「こんにちは」と明るく答えてくれるものかと思って期待したのだけれど、彼女の回答は、僕の想定外のものだった。
ごめんなさい。ちょっとわかりませんでした。
嘘だろ。なぜだ?
僕は、自分の聞き方が誤っていたのかと思い、何度も質問し直してみたのだけれど、やはり彼女の回答は変わらなかった。
ハローは、もう日本語のようなものだから翻訳できないってこと?そんなバカな。
僕はそんな混乱した思いを抱いて、こう聞いてみた。
アレクサ、ハローは英語で何と言うの?
すると彼女は、何事もなかったかのように、淀みなくこう答えた。
えっ?「Hello」じゃないの?
色々と調べてみると、英語圏でこういった表記をする場合もあるようだが、普通は、「hello」と綴るべきだろう。*1
もしかして、シアトルの方言だったりするのか?(違うよなぁ。)
アレクサは、実に語学堪能な才媛だけれど、どこか抜けているところがあるようだ。
中の人のバージョンアップに期待したいw
*1:ドイツ語ならば、「hallo」が正しい表記になる。