ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク、そして東京。
世界の6大マラソン大会で構成されてきたWMM(ワールドマラソンメジャーズ)が、ついに新しい仲間を迎えようとしている。
新大会の候補となっていたシドニーマラソンが、一次審査を突破したのである。
二次審査は、来年実施される「シドニーマラソン2024」の運営、開催状況等を鑑みて実施。
そこで合格すれば、東京マラソン以来11年ぶりに、WMMの新大会が生まれることになる。
これまで「6メジャーズ」だったのが、「7メジャーズ」に変わるのだ。
そして僕は、その可能性が極めて高いと感じている。
オリンピック開催の舞台であることや、初のオセアニア地区候補でもあることから、WMMの資格は十分。
その開催時期は、例年9月中旬となっているので、ベルリンマラソン(9月下旬)と近いのがちょっと引っかかるが、それもきっと問題ない。
ボストンマラソンとロンドンマラソンのレース間隔*1も同様となっているからだ。
2024年大会を完走したランナーには、「暫定スター」が授与されるという発表も出ていた。
大会後、シドニーマラソンがWMMの二次審査に合格した場合、正式なスターとして認められるとのこと。
WMMの事務局が、こんな発表をするぐらいだから、もうこれは、内定といってもいいのではなかろうか。
ということで…。
俄然僕は、シドニーマラソンを走りたくなってきた。
もともと極めて魅力的なコースだったけれど、WMMに加わるとなれば尚更。
「シドニーマラソン」のWebサイトでは、既に2024年大会の受付が始まっている。抽選などはなく、外国人でも簡単に登録可能だ。
シドニーマラソン2024は、9/15(日)開催で、日本では、ちょうど三連休の真ん中(翌16日は敬老の日)になっている。
そのため、あえて休暇をとらなくても、2泊3日で参加することができるのだ。(フライト時間が10時間程度あるので、かなり強行軍とはなるけれど…。)
来年の9月であれば、流石に僕も普通に走れるようになっている筈だし、かなり心は動く。
シドニーマラソンが正式にWMMに加われば、大きな話題となって、世界中からランナーが集中するだろう。
現在、6スターを獲得済みのランナーも、一斉に、7つめの星獲得に動く筈。
「シドニーマラソン2025」以降は、現在のような、オールカマーの先着順ではなく、持ちタイムによる厳しい出走制限などがかかるかもしれない。
来年の「シドニーマラソン2024」ならば、そんな規制がかかる前にスターがゲットできるのだ。
こんなチャンスを逃す手はない!
僕は、まだロンドンもボストンも走っていないし、この2つの大会に出られる目処もたっていない。
だから、7スター獲得などは夢の夢状態なのだが、それを差し置いても、シドニーには出走してみたいと思っている。
【お詫び/修正】
シドニーマラソン2024の完走者が、WMM暫定メダルをゲットできるという情報は、僕の大きな誤認だった。
暫定メダルの対象者は、「2024年のAbbottWMM Wanda Age Group World Championshipsの出場者」(超エリートランナー)のみ。
出鱈目な情報を垂れ流してしまったことを、深くお詫び申し上げる。
*1:年によって微妙に変わるが、概ね1~2週間