餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「将棋世界」2024年8月号。《俺たちの山ちゃん》特集号に泣く。

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本日。7月3日発売。

但し、僕は定期購読しているので、昨晩帰宅するとポストに投函されていた。

将棋世界 2024年8月号 雑誌 – 2024/7/3

待ちに待った「将棋世界」の最新号、山崎八段特集号だ。

棋聖戦で相まみえた山崎八段と藤井七冠の真剣な表情が、その表紙を飾っている。

もしも棋聖戦がまだ続いていたならば、この表紙を見て、大いにワクワクしていたろう。

ただ、この雑誌が発売になる2日前。一昨日、棋聖戦は既に幕を閉じてしまった。

【藤井聡太棋聖】2020年の史上最年少タイトル獲得から、僅か4年で史上最年少永世位も獲得! - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

藤井棋聖が3-0で防衛し、永世棋聖を獲得してしまったのだ。

だから、山崎八段のファンとして、この表紙はちょっとほろ苦く感じてしまう。

しかし、それを言っても詮ないこと。

今月号が山崎八段特集となることは、数週間前から決まっていた話だからだ。

それだけじゃなく、この表紙についても、ほぼ決まっていた。

「将棋世界」のXアカウントは、先月の13日時点で、このようなことを呟いている。

これに対しては、沢山の反応が寄せられ、僕も、このようにコメントしている。

結果、左の写真に決まり、僕の意見が通った。(という訳じゃないんだけど。)

うん。やっぱり格好いい。

これで棋聖戦が終わってなければなぁ…。(しつこい)

ただ、それでこの企画の価値が下がるわけじゃない。棋聖戦のグラビアは満載だし、何より…。

「糸谷八段が語る山崎将棋20選」が素晴らしい。

糸谷八段は、山崎八段を心から崇拝している弟弟子。山崎愛に溢れた語りと分析に痺れる。

現在、将棋界はAI研究に席巻されているけれど、研究勝負のつまらない将棋とは一線を画する山崎ワールドの魅力をつぶさに紹介している。

残念ながら《俺たちの山ちゃん》というキャッチフレーズは採用されなかったけれど、山崎将棋ファンならば、感涙モノの永久保存版だ。

今回の棋聖戦では、そんな山崎ワールドを、藤井七冠に完全に封じ込められてしまったのが、ちょっと悲しいのだけれど…。


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