餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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小松左京展「D計画」@世田谷文学館

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台風一過の日曜日。

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僕は、1年ぶりにこの駅に降り立った。

駅から5分程度歩いた場所にある、世田谷文学館に行くためだ。

前回は、そこで開催されていた「筒井康隆展」に訪れるため、この駅を訪れたのだけれど、あれからもう1年が経ったのか。月日の経つのは早いものだ。

駅前の掲示板には、このような貼り紙が貼ってあった。

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台風19号の影響により、前日の12日は臨時休館。

この13日も、開館時間を3時間遅らせ、午後からの開館となった。

僕は、懐かしい街並みを眺めながら歩き出す。

今回の台風では、多摩川の氾濫により、世田谷の住宅街も被害を受けているが、この辺りは、影響がなかったようだ。

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到着。

今回、僕がこの場所を訪れた目的は2つ。そのうち1つめは…。

この対談イベントに参加するため。

そして、もうひとつは、もちろん…。

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小松左京展「D計画」を鑑賞するためだ。

前述の対談も、そもそもは、この展覧会のオープニングイベント企画なのである。

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入館すると、イベント祝賀の花束が並んでいた。

そういえば、さいとう・たかを先生は、「日本沈没」をコミック化されていたんだなぁというこをと思い出す。

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展示室はこの館の2Fとなるが、階段を上る前に、僕は1Fのショップに立ち寄った。

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圧巻の文庫、新書群。

日本SFの金字塔とも言える作品たちが並ぶ。

しかし、小松先生の膨大な作品群のうち、現在文庫本で読める作品は、かなり限られてしまっている。

紙が無理なら電子版でもいいので、何とか全てを読めるようになって欲しいと思う。

ただ、資金に余裕がある人であれば、文庫化を待たずして全てを読むことも可能。

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そう。

小松左京全集を買えばいいのである。

このショップには、その一部も並んでいて、壮観だった。

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小松先生が自ら編集長となった雑誌、「小松左京マガジン」も並べられている。

バックナンバーも揃っており、僕は思わず読み耽ってしまった。

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小松左京作品と黄金タッグを組んだ、生頼範義先生のイラストレーション。

さまざまな著作の表紙を飾ったイラストたち。パネルで見ると、ひときわその素晴らしさが際立つ。

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なぜか「日本アパッチ族」関連のグッズも多数展示。僕は、トートバッグがちょっと気になった。

この他、生頼先生のイラスト絵はがきや、小松先生の顔写真入りマグネットブックマーカー(しおり)なども販売されている。

小松左京ファンの方にとっては、このショップに立ち寄るだけでも、ここを訪れる価値があるのではないかと思う。(ショップだけなら、入場料の800円も不要。)

ただ、もちろんメインは展示場だ。

ということで、僕は2Fへの階段を上る。

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展覧会の写真撮影が許されているのは、入口に掲示されていたこのボードまで。

場内は、撮影禁止だ。

ということで、これまでの展覧会と同様、僕は、紙にメモを取りながら、会場を回った。

以下、メモから書き起こした内容。

  • 幻となった映画「日本沈没1999」の企画書やポスター
  • 日本列島を沈めるためのエネルギーを算出(!)した計算機
  • 日本沈没からのメッセージ
  • 大震災’95
  • とにかく膨大な構想メモ、創作ノート
  • 「さよならジュピター」メイキングビデオ上映
  • 小松左京の猫部屋!とにかく猫・猫・猫・猫…。
  • やぶれかぶれ青春記
  • 会場中央に小松先生のデスクを展示
  • 愛用のビオラ
  • SF作家交遊録
  • SAKYO EXPO

なんといっても、日本沈没関連の展示が圧巻。

「小松左京展」のサブタイトルになっている《D計画》は、同書の中に出てくるプロジェクト名なので、まさに特別、というところだろう。

今回、僕は1時間程度しか鑑賞時間をとれなかったため、見逃してしまったところも沢山ある。

しかしそれでも、その凄さだけは実感することができた。

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ショップでは、この展覧会の図録も販売されていたため、もちろん、それも購入。

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この図録は、展示内容とシンクロしたものになっている。

そのため僕は、図録を読み進むうち「あぁ、そういうことだったのか」と思うこともあった。

あぁ、これはもう1度展覧会でじっくり見る必要があるかもなぁ…。

この本には、今回、オープニング記念対談を行った筒井先生や豊田先生のエッセイも収録されており、これも必読。

この会場でしか入手できない商品なので、もしも会場に行かれる際は、お買い忘れのないように。


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