右も左も値上がりばかり。
食料品は、6月から超値上げラッシュになるし、電気代もガス代も高騰。
嫌な世の中になってきたものだ。
そんな風潮に便乗したわけではないのだろうけれど、マラソン参加費も高騰が激しい。
例えば、北海道マラソン。
2019年の参加費は11,000円だったのに、3年ぶりに開催される今年は、なんと16,500円!(50%アップ!)になってしまった。
コロナ対策の諸費用などが加算されるのかもしれないが、それにしても高すぎる。
しかも、北海道マラソンの場合、1ヶ月前に中止が決まっても返金なし。ちょっとあんまりじゃなかろうか。
僕は、北海道マラソンをこよなく愛しているので、結局申し込んでしまったのだけれど、もう少し何とかならなかったのかなぁとは思う。
ただ、そんな北海道マラソンでも、まだマシな方だったのかもしれない。
今年から開催が決まったこの大会は、何とも凄い参加費だったからである。
そう。
東京レガシーハーフマラソンだ。
「もうひとつの東京マラソンはじまる。」というキャッチコピーで、東京マラソンと同様のロゴデザインを採用。
まぁ、それはいいにしても、参加費用を見て驚いた。
なんと、ハーフマラソンなのに20,700円もする。
しかも今回は、スポーツエントリーに参加手続きを委任するようで、その利用料が1,097円加算され、総額21,797円!も必要となるのだ。
僕は、こんなにべらぼうな参加費のハーフマラソンを聞いたことがない。
何しろ、1kmあたり1,000円以上もかかるのだから、ラン単価(?)が高すぎる。
国立競技場発着というのは魅力でも、2014年までの新宿シティハーフマラソンは、同じく国立競技場(旧だけど)発着で4,500円だったのだから、隔世の感がある。
参加費の内訳を見て、さらにちょっと憂鬱になった。
参加料、参加記念Tシャツ、事前検査費用、参加費等返金保険料、事務手数料、消費税込み
事前検査費用が含まれている…。
だからこんなに高くなってしまうのだなぁ。
今後、東京でマラソンが開催されるときは、必ず検査をしなければならなくなるのだろうか。いやはや、面倒な時代になってきたものだ。
募集要項には、「検査を実施しないこととなった場合には、参加費の一部を返金いたします。」とは書いてあるけれど、たぶん無理だろう。
もうひとつ憂鬱なことがある。
ハーフマラソンでありながら、レース前々日、もしくは前日に受付をしなければならないことだ。
参加人数が多いから仕方のないことかもしれないが、やっぱりちょっと億劫に感じる。
それに加えて、今年の東京マラソン同様《着替え不可、手荷物預けなし、スマホ必須》になったりする可能性もある。
今回は、スタート地点とフィニッシュ地点が同じだから、少しはマシだと思うけれど、でも、何らかの制限はかかるのではないか。
とにかく高い上に、面倒で厄介な大会になるのは必至だ。
と、言いがかりに近い不満を並べているぐらいだから、当然、僕は不参加のつもりだった。
しかしなぜか…。
仮申込をしてしまったw
文句言うなら申し込むなよ!と、各方面から石を投げられそうだが、ちょっと待って欲しい。
僕も、参加するつもりはなかったのだけれど、結局申し込んでしまったのには、理由があるのだ。
その開催日、NYシティマラソンの3週前開催だということに気がつき、本番前の気合いづけトレーニングとして、絶好のタイミングだと思ったのである。
ハーフマラソンの距離は大嫌いだが、勝手知ったる東京の町なら、何とか楽しんで走れるかもしれないというのも、申し込んだひとつの理由。
参加費はどうにも高いけれど、遠征費用や宿泊費用がかからないことを考えれば、許容できるかなぁ…と。
それに、抽選だから「どうせ当たるわけない」だろうし、外れたらそれもブログのネタになっていいかなぁと思った。
ただ、先行抽選対象となっているプレミアム会員たちのTwitter報告などを見ていると、やたらと当たっている人が多い。
それを踏まえると、抽選倍率はそんなに高くない気がする。
今回の抽選に関しては、当たって欲しいような、欲しくないような…ちょっと複雑な気分だw