昨晩、帰宅したら届いていた。
雑誌の世界では、もう10月号。
本来ならば、秋の本格レースシーズンに向けて、その情報や対策を中心とした特集が組まれている筈だ。
しかし今年は、年内の国内マラソン大会実施が、ほぼ絶望的。
ランナーとしては、モチベーションを保ちにくい状況になってきている。
そんな時代だから、ランニング雑誌の編集は大変だろうなぁ…と思うのだけれど、なかなかどうして読み応えがあった。
僕がとりわけ興味深かったのは、世界のマラソン特集だ。
現状は、日本のみならず、世界各国のマラソンレースも中止になっているけれど、そんな中でも、わずかながら、再開の動きが出てきた。
今号の「ランナーズ」では、それらの中から、オーストリア/チェコ共和国/台湾/イタリア/ベトナム/スイスで開催されたレースを紹介している。
参加者による生レポートや、レースの臨場感を伝える写真が満載。10ページにわたる大特集だ。
レース実施にあたっての対策なども、詳しく掲載されており、どの大会もなんとか苦心して開催にこぎつけたということがわかる。
イタリアの大会などは、「20秒ごとに1人ずつスタート」などとなっており、そこまでしなくちゃいけないのか!…と感じた。
まぁ、写真では、皆楽しそうに走っているから、どんなに規制があったとしても、やっぱりレースとなれば、きっと楽しいのだろうとは思うけれど…。