餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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《ひとりラン》の秘訣が満載。「ランナーズ」2020年6月号が届いた!

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定期購読している「ランナーズ」の最新号が届いた。

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 「月刊ランナーズ」2020年6月号

表紙に書かれた「ランナーは、負けない!」という言葉が、今号の全てを物語っている。

新型ウイルスの発生に伴い、ランナーを取り巻く環境は、とても厳しくなった。マラソン大会は軒並み中止になり、練習会さえも実施不能という状況。

しかしそれでも、「ランナーは、負けない!」と、ランナーズ誌は訴えている。

巻頭には、世界の強者たちが「走っていて、良かった!!」というメッセージを寄せている。

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世界各国では、《ロックダウン(都市封鎖)》により、外出には大きな規制がかかっている都市も多い。

同誌に寄せられたレポートによると、フランスでは、「自宅1km以内の場所で1日1時間以内」、イタリアでは、「自宅から200m以内」の外出しか認められていないとのこと。

それも、日本のような《自粛》ではなく、法律による《禁止》なのである。

流石にそれでは、まともに走れまい…と思ったが、違った。世界の強者ランナーたちは、そんな逆風下でも、工夫を凝らして走っていたのだ。

とりわけ、僕が一番驚いたのは、この記事。

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自宅のバルコニーで102km走破!

厳格な外出禁止令が出ている、イタリアのランナーが寄せた記事だ。

1往復8.8mのバルコニーを、なんと、11,370往復!!して達成したという。

僕は、その数字を見ただけで目眩がした。いやはや何とも、凄まじき、恐るべき精神力。

達成したランナーは、「目標の42.195kmに達した時点で、調子がよく楽しかったので、100Kmまで走ろうと決めました。」などと書いている。

僕は、「ちょっと何言ってるかわからない」とツッコミたくなったが、人間、やる気になれば何でもできるんだなぁと思ったw

世界各国のランナーだけじゃない。もちろん、日本のランナーたちも頑張っている。

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大会出場ができなくなった代わりに、日本の各所で工夫を凝らして走っている。

とりわけ凄いと思ったのが、「ラオスビエンチャンハーフマラソン」中止に伴う、《バーチャルラン》*1を実施したランナーだ。

参加にあたり、気象条件やコースを十分に考慮。代々木のトラックにおいて、21kmをひとりで走って、見事優勝!という快挙を成し遂げたのである。

記事によれば、このバーチャルランを含め、ラオスで実施される5つのマラソン大会全てで「優勝」継続中だと言う。いやはや凄いランナーだ。

実を言うと、僕はこのランナーと知り合いなのだけれど、もはや手の届かないところに行ってしまったような気がしている。*2

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川内優輝選手からの特別寄稿も掲載。

「今はひとりで走ろう」と、ひとりランのメリットと素晴らしさを伝えてくれている。

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この時期恒例といえる、マラニックの特集。

マラニックとは「マラソン&ピクニック」から生まれた造語なので、普通であれば、《ピクニック気分で、ゆったりのんびり、みんなで長距離を走る》イベントだ。

しかし、もちろん1人でも実施することができるし、1人なら尚更、フルマラソンの為のメンタルトレーニングになると思った。

いずれにしても…。

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こういった活気を味わえる日が、また味わえるよう、そして、その時に十分楽しめるよう、地道な《ひとりラン》を続けていきたい。

月刊ランナーズ2020年6月号

月刊ランナーズ2020年6月号

  • 発売日: 2020/04/22
  • メディア: 雑誌
 

*1:同大会の出場予定者だけが参加可能な、「ひとりラン」のタイムトライアルレース。

*2:まぁ、もともと、僕とは「格が違う」ランナーなのだけれど^^;)


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