2019年になって、今日で6日が経過した。
世間一般の方々は、12月29日あたりから今日まで休み(9連休)という人が多かったのではなかろうか。
僕は、なんだかんだで昨年末まで出勤だったし、今年も、4日からぼちぼち出勤しているので、9連休というのはちょっと羨ましい。
ただ、一方で、年末年始休めない職業の方々も沢山いらっしゃる筈だから、贅沢は言っていられない。
僕は、僕なりに、与えられた環境の中で、計画的に休んで行こうと思う。
1月4日。僕は、夜明けの天体コラボレーション・ランを終えた後、休日出勤し、「引き継ぎ」を実施した。
と言っても、誰かと仕事を引き継いだとか、そういうわけではない。
カレンダーの切り替えを行ったのだ。
昨年、僕は、この素晴らしいカレンダーを、オフィスの机上に置いて過ごした。
日ごとに移り変わるニューヨークのスナップ。片隅に添えられた素敵なキャプション。
僕は、いったいどれだけ癒やされたことだろう。
心が疲れた時でも、その素晴らしい写真と言葉を眺めるだけで、元気になれたような気がした。
日めくり形式*1になっているから、情景写真も、その時期にあったものが掲載される。
マンハッタンヘンジの写真が掲載された時には、一生のうち、いつかはこの情景を生で見たいと思った。
この日だけじゃない。
毎日、新しい写真を見るたび、僕は、その情景に心がときめいていたのだ。
カレンダーに使われている用紙は、とてもしっかりしているので、その日付が過ぎた後でも、保存して十分に楽しめる。
2018年版カレンダーのお気に入り写真たち。
今回、1年分の写真をあらためて眺めて、その2位から9位までを、順不同で並べてみた*2
どれもこれも、見た途端に痺れて、現地に飛んでいきたくなったことを思い出す。
ニューヨーク好きにとっては、唯一無二の、極上の、たまらないカレンダーだったのだ。
僕にとっては、それぐらいなくてはならないものだったから、一方で不安もあった。
このカレンダーは、8年ぶりに発売されたものだったため、2018年が終わると、また、しばらく、休止してしまうのではないかということだった。
しかし、その心配は杞憂に終わった。
昨年夏、無事に、2019年版が登場してくれたからだ。
New York Gallery 2019 Calendar
- 作者: Workman
- 出版社/メーカー: Workman Pub Co
- 発売日: 2018/08/07
- メディア: カレンダー
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僕は、発刊情報を知った途端に予約して、秋にゲットした。
…ということで、今年初の出社時、このカレンダーへの引き継ぎ式(?)を敢行。
いかにも年末らしい12月31日のカレンダーから、2019年版へ。
無事に引き継ぎが終わって、僕はホッとしている。
先ほど、2018年版カレンダーの2位から9位までをご紹介させていただいた。そのランク付けには大いに悩んだが、1位だけは迷わなかった。
ダントツで、好きな写真があったからだ。
2018年版で、僕がベストワンに選んだ写真は、これ。
僕は、この写真を見た日、「おぉ」と思わず雄叫びを上げそうになったほど、痺れた。
おわかりだろうか?
そう。
これは、ニューヨークシティ・マラソンの、スタート直後の情景。
スタテンアイランドとブルックリンを結ぶ、ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ上を走っている、ランナーたちの写真なのだ。
8年前の記憶が甦る。
僕が心から愛する、世界中で一番好きな街、ニューヨークを駆け抜けた幸せ。
僕にとって、一生忘れられない思い出のレースになっている。
今年、ニューヨークシティ・マラソンは、第50回目の記念大会になる。
出場資格を得るための抽選*3は、例年にも増して激戦になることが予想されるけれど、何としても、今年は、今年こそは、また出場したい。
2019年、僕の最大の夢だ。