餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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僕が「A WORLD OF BEAUTY」カレンダーを愛する理由

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今年から、JGC(JAL Global Club)会員向けのカレンダープレゼントサービスが、超改悪となった。

例年は、6種類のカレンダーから自由に選択することができ、僕は、毎年「A WORLD OF BEAUTY」を選んで、とても気に入っていた。

しかし…。

2023年度版からは、カレンダー選択ができなくなり、卓上版の「JAL FLEET CALENDAR」に強制変更。

しかもそれが《必要》か《不要》かを解答しなければならず、《不要》の場合、何か他に特典がつくわけでもなかった。

それならば、もらっておかないと損なので、もちろん《必要》としたが…。

サイズは小さいし、実用性に乏しく、とうてい「A WORLD OF BEAUTY」の代わりにはならないものだった。

ということで、先週末。

僕は、仕事帰りに、東京有楽町にある「TABITUS+ STATION」へ立ち寄った。

ここは、さまざまなJAL関連のグッズを取り扱う、日本航空の公式ショップで、2023年版のカレンダーも店頭販売が開始されたというニュースを知ったからだ。

その日は、退勤後にちょっとしたトラブルがあったため、店に着いたのが、閉店時刻間際になってしまったけれど、なんとか間に合った。

店内は、さまざまなJAL関連グッズで溢れており、赤組*1の僕としては、入店したとたん、どれもこれも欲しくなった。

ただ、現状は金銭的余裕がないため、グッとこらえて、カレンダーコーナーへ。

ここでは、カレンダーの写真やサイズ感も確認しながら購入することができるので、やっぱり、来て良かったと思う。

僕は、航空機の写真が好きなので、壁掛けタイプの「FLEET」カレンダーや…。

夜のフライト風景を撮った、このカレンダーにも、ちょっと惹かれた。

しかし、僕が購入したのは、結局これ。

JAL「A WORLD OF BEAUTY」(普通判) 2023年 カレンダー

やっぱり「A WORLD OF BEAUTY 2023」だった。

その価格は1,980円。

JALカードで購入すると5%引きにはなるが、去年まではタダでもらえていたものだけに、ちょっと癪。

実は、有楽町までの交通費もかかっているので、amazonで買ったほうが得だったということに、後から気がついたw

でも、JAL好きとして、「TABITUS+ STATION」に、一度は行ってみたかったので、後悔はしていない。

うん。やっぱり素敵だ。

写真の美しさもさることながら、絶景の中に映る人物の姿が、自然に感じられるのがいい。

ここ2年間は、コロナ禍の影響によって、海外での人物ロケが困難となり、合成(?)と思われるような違和感のある写真になっていたからだ。

以前に比べると人物の姿が断然小さいし、月によっては男性が出ていたりする(そもそも表紙が男性だし…。)のは釈然としないのだが、違和感はなくなっている。

カレンダーに添えられていた案内文には、こう書かれていた。

2023年版においては、撮影は海外8カ所(4カ国)と日本国内で行いました。

新型コロナウイルス感染症の影響により、すべての撮影を世界各国で行うことは叶いませんでしたが、あらためて日本の自然が持つ魅力を再発見いただくきっかけとなることを願い、選りすぐりの日本各地の絶景を取り上げております。

各種制約の中で、これだけのカレンダーを作ってくれたことに感謝。

ただ…。

風景に比べて人物が小さすぎるのは不満だし、男性の登場が多い(2022年版より増えている!)のは、納得がいかない。

昨今のジェンダー論議を踏まえての変更なのかもしれないが、「A WORLD OF BEAUTY」を謳う以上、写真の構図は《絶景と美女》に戻して欲しいんだよなぁ…。

と…。

まぁ、文句は言ったものの、僕が結局このカレンダーを選んだのには、大きな理由がある。

書き込み利用時の実用性が抜群。ということだ。

なにしろ大判で書き込みスペースが広いのが魅力である上に、工夫も施されている。

例えば、来年の7月。

前述の航空機カレンダーを含め、多くのカレンダーは、このような配列になっている。

僕はこの、「23/30」「24/31」というような表示が気に入らない。

週末の予定を書きこもうと思っても、23日の予定なんだか30日の予定なんだかわかりにくくなってしまう。

無駄な前月日付で6マスも使っているくせに、月の後半がごちゃごちゃするのは、カレンダーとして、非常に美しくない。

どんな月でも5列表記に収めるための産物だと思うが、いったい誰がこんな省略フォーマットを考え出したんだ。責任者を呼べ。責任者を!

これは完全に、作り手側の勝手な都合であって、利用者の立場にたってない。

しかし…。

「A WORLD OF BEAUTY」は違う。

通常月は5列表記なのだけれど、こういう月だけは、縦幅を若干短くして6列に変更。

もともと大判だから、縦幅が若干短くなっても、書き込みスペースは十分。

それでいて、全ての日に、独立して書き込めるようになっているのは素晴らしい。

僕は、これだけでも、このカレンダーを買う価値があると思っている。

あとは、以前のような写真に戻してくれれば、申し分ないんだけれどなぁ…。

*1:JALのシンボルカラーが「赤」であることに基づく、航空業界?用語。ANA好きは「青組」と呼ばれる。


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