餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「ジブン手帳」更新のたびに思う、アナログ媒体の《強み》と《深み》

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2019年突入に伴い、僕が切り替えたものは2つある。

そのひとつは、カレンダー。

僕は、会社と自宅で、合計8種類のカレンダーを併用している*1が、それらを全て切り替えていくたび、《あぁ、2018年が終わってしまったんだなぁ》という思いになった。

8種類の中で、とびきり素晴らしい「NEW YORK カレンダー」の切り替えについては、昨日のエントリーで書いた。

今年1年間も、とびきり最高のニューヨークスナップが、僕を癒やしてくれる筈。とても嬉しい。

カレンダーとともに、切り替えたのが、手帳。

手帳は、カレンダーと事情が異なり、僕が使っているのは1冊だけ。

僕にとって、なくてはならない、オンリーワン・ベストワン。

そう。

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「ジブン手帳」だ。

僕は、この手帳を、初年度版となる2011年版から、継続して使っている。

それは、出版社の講談社から、書籍扱いでひっそりと(?)発売された。

あのとき、都内の書店で、僕は、偶然これを見かけ、「ビビッ」ときて購入。現在に至っている。

今から振り返ってみても、何もかもが斬新で、画期的な手帳だった。

僕は、帯同4週間で痺れ、翌年には、自分仕様のレザーカバーまで作ってしまったほど。

ジブン手帳の、唯一無二といえるコンセプトの素晴らしさは、年を追うごとに浸透・拡散。

いつしか、文具最大手のコクヨ扱いとなり、手帳界のスーパースターに駆け上った。

あまりにユーザーが増えたため…。

ジブン手帳公式ガイドブック2019

ジブン手帳公式ガイドブック2019

 

こんな公式ガイドブックまで(しかも、毎年!)発売されているのである。

だから、今更この手帳の素晴らしさを、あらためて力説することもないと思う。

ただ、やっぱり、これだけは言っておきたい。

「ジブン手帳」の素晴らしさは、すなわち、アナログ媒体の《強み》《深み》を証明するものである、と。

手帳の役割は、もちろん、デジタル媒体でも代替可能。

コピーや移動も自由自在だから、複雑なスケジュール管理などは、得意分野だとも言えるだろう。

事前にセットしておけば、予定時刻の前にアラートを鳴らすことができたりするのは、デジタルならではのメリットだ。

ただ、一方で、アナログ手帳ならではの素晴らしさもある。

ジブン手帳に、僕は、公私共々さまざまな記録を行っている。

各種予定はもちろんのこと、日々の体重変化や歩数、睡眠ログ、ランニング記録、食事の記録も含めて、僕の全てを。

ジブン手帳は、多岐にわたる項目を、実に効率的に、見やすく書くことができる工夫に溢れているからだ。

過去の手帳をパラパラとめくると、自分が書いた文字とともに、その日の記憶が、鮮明に甦ってくる。

ページを開けば、一瞬にして、「あぁ、この時期は、本当に忙しかったんだな」とか、「この期間は、楽しかったなぁ」という思い出が溢れ出てくる。

これは、僕にとって、デジタルツールでは絶対に味わえない快感なのだ。

また、自分がその手を使って書く、という行為が非常に重要で、手帳に書かれた字体や形式形式、ペンなどを眺めるだけでも、当時の心境が浮かび上がってくる。

まさにそれが、アナログ媒体ならではの《深み》だと言っていい。

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これまで8年間の、僕の歴史、僕の「ジブン史」が詰まった手帳たち。

実を言うと、去年、少しだけ気分を変えてみたくなって、スタンダード版から、いったんジブン手帳 Biz miniに切り替えている。

デジタル媒体への移行を踏まえて、ジブン手帳に書く内容もシンプルにまとめていこうと思ったからだ。

しかし…購入後すぐに後悔。

やっぱり僕は、手帳に《書く》という行為が好きだったし、前述した各種項目を全て詰め込むとなると、Biz miniでは厳しかったのである。

また、手帳としての《継続性》も重要だと思ったので、スタンダード版に戻した。

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ジブン仕様に作った(今や年季が入りまくった)ケースも無駄にせずに済んだし、こうして、2019年版の利用に至っている。

アナログ媒体の強みと深みを噛みしめながら、今年も、ジブン手帳と歩んでいきたい。

*1:我ながら多すぎるとは思ったけれど、壁掛け・卓上などを合わせると、ホントにそれだけあったw


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