ずっと楽しみにしていた作品が、遂に届いた。
僕の愛する女神、中島みゆきさんの最新シングル。
「心音(しんおん)」
明日、9/15から公開されるアニメ映画「アリスとテレスのまぼろし工場」の主題歌だ。
みゆきさんは、今年でデビュー48周年。
これまで、実に数多くのテレビや映画タイアップ曲を生み出している。
- 「空と君のあいだに」(家なき子)
- 「旅人のうた」(家なき子2)
- 「地上の星」(プロジェクトX〜挑戦者たち〜)
- 「銀の龍の背に乗って」(Dr.コトー診療所)
- 「浅い眠り」(親愛なる者へ)
- 「糸 / 命の別名」(聖者の行進)
- 「麦の歌」(マッサン)
- 「慕情」(やすらぎの郷)
- 「誕生」(奇跡の山 さよなら、名犬平治)
どれもこれも大ヒット曲ばかり。
いやはや凄まじいラインナップだが、アニメ映画の主題歌は、意外にも、今回が初めてなのだ。
みゆきさんはこの映画の台本に惚れ込み、主題歌作成を快諾。
しかも、絶大な「推し」コメントまで発表している。
みゆきさんが、自作品の製作経緯についてここまで熱く語るのは、おそらく初めて。
そのぐらい、このアニメ映画は素晴らしいのだ、と思わずにいられない。
そのこだわりは、ジャケット類にもあらわれている。
みゆきさん、48枚目のシングルにして、初のイラストジャケット。
外装だけじゃなく、内ジャケット、ディスク本体にもイラストが描かれており、まさに、「アリスとテレスのまぼろし工場」一色。
CDの予約特典も、外ジャケットと同じ絵柄のステッカーだった。
CD発売に先駆けて公開された、公式MVの内容も、全編「アリスとテレスのまぼろし工場」のイラストを採用している。
全編イラストのMVも、もちろん、中島みゆき初。
みゆきさんのビジュアルは一切なく、あくまでこの映画の裏方に徹しているのだ。
主題歌「心音(しんおん)」のみならず、カップリングの「有謬(うびゅう)の者共(ものども)」がこれまた素晴らしい。
僕はまだ映画を見ていないのに、映画のシーンが脳内に浮かんでくるような、物語性のある作品に仕上がっている。
みゆきさんをここまで惚れ込ませた映画「アリスとテレスのまぼろし工場」には、期待せずにはいられない。
明日からの公開が、実に楽しみだ。