昨日は、東北・みやぎ復興マラソン2023が開催された。
この大会は、被災地の復興に寄与することを目的に、2017年から始まった。
しかし、大会3年目の2019年は、台風のため中止。
その後3年間も、コロナ禍のため、中止を余儀なくされた。
今年は、2018年以来5年ぶり、待望の開催。
コースを大幅に変更し、杜の都、仙台を走る大会として実施されることになった。
そんな記念すべき復活大会で優勝したのは、招待選手の川内優輝さんだった。
本日の #東北みやぎ復興マラソン は2時間11分48秒の大会新記録で優勝しました。
— 川内 優輝 Yuki Kawauchi (@kawauchi2019) 2023年11月5日
仙台空港付近からの小刻みなアップダウンと向かい風に苦しみましたが、何とかペースの落ち幅を抑えて走りました。
中間付近の復興道路では復興の風を感じながら加速できました。
沢山の応援をありがとうございました! pic.twitter.com/8RhwNbUXMg
従来の大会記録を大幅に更新する、2時間11分48秒の大会新記録で駆け抜けた。素晴らしい。
川内選手は、先日、パリオリンピック出場権がかかっていた「あの」MGCで激走したばかり。
そんなMGCの翌週(10/22)には、久米島マラソンのハーフ部門に出走して優勝。
さらに、10/29には、弓ヶ浜シーサイドマラソンのハーフ部門で、またしても優勝。
ハーフマラソン2大会をステップとして、今回はフルマラソン。
MGC以来、毎週末にレースを走り続け、それでさらっと大会新記録を叩き出すのだから、凄すぎる。
他のエリート選手たちには到底真似できない、川内選手ならではの底力だ。
レース後のコメントも格好いい。
中間付近の復興道路では復興の風を感じながら加速できました。
東日本大震災からの復興を目指す宮城の方々には、大きな力になったのではなかろうか。
今日の #東北みやぎ復興マラソン では元 #コモディイイダ の大久保選手のお父さんが33km?と36km?付近で大会スタッフをされていました。
— 川内 優輝 Yuki Kawauchi (@kawauchi2019) 2023年11月5日
「大久保です!記録出るコースだから!頑張って!」等と声をかけて頂きました。
ライトグリーンの襷と箱根の山が脳裏に浮かびました。 pic.twitter.com/lvEPumQT8W
いい笑顔だなぁ。
MGCの結果にとらわれず「現状打破」を続けていく川内選手は、やっぱりホントに最高だ。