JALスマイルキャンペーン「国内全路線一律6,600円」セールの再開日が決まった。
前回のセールでは、開始早々から爆発的なアクセスが集中して、サーバーがダウン。
殆ど何もできないまま終了に追い込まれたが、「万全を期してリトライ」(赤坂祐二社長談)となる。
そんな《万全対策》の一環として、今回のセールでは、大きな変更が2つある。
その1つめは、対象搭乗期間の大幅な短縮。
- 2023年4月22日(土)~4月28日(金)
GW直前の《1週間限定》となった。
「5・6月ご搭乗分については別途ご案内いたします。」と告知されているが、それは今回のセール終了後になる筈で、おそらくGW終了後からの対応となるだろう。
中止になってしまったセールでの対象期間は、「4/14~4/28、5/1~5/2、5/8~5/31」で、GWを挟んだ往復予約も可能だった為、大幅なスケールダウンとなる。
ただまぁ、これは仕方がない気もする。
JALとしては、もともとGW期間は《かき入れ時》で、セールなど行わなくても間違いなく満席となる。
前回のセール対象日程が異例すぎ(だからパンクした)ということだ。
ということで、スケールダウンはしたものの、土日搭乗分も同料金という条件は変わらず、引き続き超お得なキャンペーンであることは間違いない。
《万全対策》のもうひとつが、仮想待合室システムの導入だ。
セール実施に伴い、販売開始のタイミングでアクセスの集中が予想されます。
そのため、アクセス集中によるシステム不具合を防ぐため、2023年3月30日(木)23時30分以降にJAL Webサイトへアクセスされた際は、一度「仮想待合室」でお待ちいただいた後、抽選で順番にサイトへご案内させていただきます。
セール開始は、3/31(金)0:00~と告知されているが、その30分前となる、3/30(木)23:30以降にJAL Webサイトへアクセスすると、「仮想待合室」に案内されるようだ。
ならば、実質は3/30(木)23:30~開始なんじゃないか?と、僕は思う。
セール告知ページでは、「仮想待合室」についてのQ&Aが用意されており、それを読んで、僕はますますその思いが強くなった。
Q:タイムセールの開始時間より早くアクセスした場合はどうなりますか。
A:通常どおりページをご覧いただけます。
ただし、オープン時間(2023年3月30日(木)23時30分頃)になりましたら、ページの更新(再読み込み)やページ遷移をされると、仮想待合室準備画面に遷移されます。
なお、サイトへご案内する順番は抽選で割り当てるため、早くアクセスしても順番に影響はございません。
《抽選》《早くアクセスしても順番に影響はない》と書かれているため、これだけ読むと、セールが始まってからのアクセスでもいいじゃん、思う人がいるかもしれない。
しかし実は、セールが始まってからのアクセスでは遅すぎるのだ。
それは、このQ&Aを読むとわかる。
Q:タイムセールの開始時間以降に仮想待合室に入室した場合、どうなりますか。
A:タイムセールの開始時間前の抽選で決まった順番に続いて、先着順でのご案内となります。
タイムセール開始後、仮想待合室では先着順での案内となるが、それは、「タイムセールの開始時間前の抽選で決まった順番」の後。
要は、タイムセール開始時間前に仮想待合室へ入った人たちの予約が全て終わらないと、先着順にはならないということ。
タイムセール開始時間前の《抽選》というのは、あくまで《順番の抽選》であり、その順番でよしんば最後尾となっても、タイムセール開始後以降のアクセス者よりは前、ということになる。
今回は、セール対象日がかなり短くなったため、目的地や条件にこだわらなければ、状況が落ち着いてからでも確保できるかもしれない。
しかし、人気のエリアや土日分などは即品切れが予想されるため、タイムセールが開始されてから訪れた時には、セール開始前の「仮想待合室」人数だけで売り切れになっている可能性がある。
だから、今回狙っているチケットのある人は、セール開始前(だけどオープンはしているので、フライングではない)3/30(木)23:30からの30分間が勝負だと思う。
この期間に「仮想待合室」に入り、あとは順番抽選を待てばいいだけだ。
ただ…。
僕がこんなことを書かなくても、セール開始前30分間にアクセスが集中することは必至で、「仮想待合室」内での抽選順番待ちに何時間もかかるという可能性はある。
Q&Aによると、順番が案内されて10分間アクセスがないと権利が消えてしまうとのことだから、「仮想待合室」から目を離せない。
下手をすると、朝まで眠れないなんて状況が生じる可能性もある。
仮想待合室で、いつ案内されるかもわからない順番を待ち続けるというのは、相当ストレスがかかりそうで、なかなか悩ましい。