現在、日本航空では、システムトラブルの汚名返上を期したセールが、満を持して開催されている。
僕は今回の対象日程(4/22~4/28)では、旅行の都合がつかず、スルー予定だった。
これまで、このセールについては何度も言及しているので、行きがかり上、様子見はしてみるが、落ち着いてからで十分。
そう思っていたのだけれど、悩ましき不眠症で、午前1時半に目覚めてしまったため、やむなくアクセスしてみると…。
案の定、仮想待合室に飛ばされた。
まぁ、セール開始30分前からアクセスした人が多かっただろうし、これは想定内。
ただ、待ち時間の目安が「1時間以上」という表示だったことにちょっと不満を感じた。
「約1時間」なら問題ない。しかし、「1時間以上」って何なんだ。
そんな表現では、結果、2時間でも3時間でも待つ可能性があり得ることになってしまう。
これだからJALは…などという思いを抱きつつ、僕は、他のタスク(って、単にYouTubeとか見てただけw)をしながら、約1時間後に確認してみると…。
おぉ、進んでる!
じゃぁ、前回の案内は、1時間を少し超えているだけということだったのか。
JALよ、疑ってすまん。
そこから先もすんなり待ち時間は進行し…。
順番が来た!
ほどなく、この画面に遷移。
僕が最初にアクセスしてから、約1時間5分。
ほぼ1時間ですっきりとアクセスできるようになったのだから、仮想待合室は、正常に機能しているような気がした。
仮想待合室内で登録していたメールアドレスにも、JAL Webサイトへのリンク入りメールが届いた。
僕は、前述の通り旅行予定はないのだけれど、折角だから状況を確認してみると、この時点では、まだ、人気の「羽田-那覇」「羽田-新千歳」の週末便も僅かに残っていた。
行きは4/22(土)夜便→帰りが4/23(日)午前便だけだったので、現地に滞在できる時間は殆どないのだけれど、この時間でもまだ買えた。
ということは、セール開始直後から待っていた人は、案外すんなり、希望の便を入手できたのではなかろうか。
その後、午前3時近くになると、仮想待合室システムがなくなった。
待ち時間なしでアクセスできるようになったので、混雑は解消されたということだろう。
今これを書いている時間(午前4時)でもまだ、週末便を外せば、どの行き先も余裕でチケットがとれるため、この時期に休める人にとっては、かなりお得だ。
SNSなどの評判を見てみると、セール開始直後は混乱もあり、仮想待合室システムがうまく機能していない人も見受けられた。
だから、一概に成功しているとは言えないのだろう。
ただ、大混乱の挙げ句中止に追い込まれた前回に比べると、スムーズであることは間違いなく、一定の成果はあったと思える。
JALとしては、今回の状況を踏まえて、拡大版となる(筈の)次回セールを検討している筈で、さらなる改善、改良を願いたい。
【追記】
朝6時台。再度アクセスしてみると、再び「仮想待合室」行きになったが、待ち時間1分で、すんなりJAL Webサイトに入れた。
今後また、昼休み時間帯などに一時的な混雑も考えられるけれど、「仮想待合室」システムが、混雑緩和のいいクッションになっているのではなかろうか。