ワールドメジャーなマラソン大会では、マラソン本番の前日に別イベントを行うことが珍しくない。
東京マラソンやニューヨークシティマラソンでは、5kmのファンランがある。
ベルリンマラソンに至っては、5kmのファンランがあるうえに、インラインスケートで42.195kmを走るイベントもある。
マラソンウィークエンドとして、街全体を盛り上げる形は、世界の大規模大会ではよく見られるスタイルだ。
しかしまさか、ロンドンマラソンの週末がこんな形になるとは、思ってもみなかった。
ロンドンマラソンダブル!
正式名称は「TCS London Marathon Double」。
なんと、来年2027年に限り、ロンドンマラソンが土曜・日曜の2日間開催されるというのだ。
日程は2027年4月24日(土)と25日(日)。
しかも、片方が短縮版とか関連イベントというわけではなく、両日ともフルマラソンとして、同じコースを走る。
グリニッジをスタートし、ビッグ・ベンのあるロンドン中心部へ向かうコースだ。
要するに、ロンドンマラソン本体を2日間に拡大する、ということらしい。
参加者規模は、2日間合計で10万人。
この数字だけでもとんでもない。
ロンドンマラソンはもともと世界最大級の都市型マラソンだが、それをさらに拡大するというのだから、さすがワールドマラソンメジャーズという感じがする。
ただ、最初にこのニュースを知ったとき、僕は少し引っかかった。
2027年大会の一般抽選には、約133万人が申し込んでいるとのこと。
僕もその中のひとりだ。
参加可能人数が10万人規模になるなら、単純に計算した倍率は約13倍強。
ロンドンマラソンは、世界一抽選が当たらないレースとして有名だけれど、わずかながら希望が見えてきたような気がする。
しかし実際は、そんなに甘い話ではない。
この10万人すべてが一般抽選枠になるわけではないからだ。
公式から正確な内訳は公表されていないけれど、現地のランニングメディアや過去の傾向をもとにした予測によれば、10万人の定員のうち、純粋な「一般抽選枠」に割り当てられるのは約3万6,000人〜4万人程度になると見込まれている。
となると、133万人という応募者数がこの3万6,000〜4万人分の枠を争うことになるため、実際の倍率は約33倍〜37倍(当選確率は約2.7〜3%)程度になると推測されており、依然として超狭き門であることに変わりはなさそうだ。
僕は、ここ数年ロンドンマラソンにエントリーし続けているが、もちろん落選続き。
2日間開催により、抽選倍率が下がるとはいえ、それでも30倍以上の大激戦になるというのでは、やっぱり今回も当たらないんだろうなぁ…。


