先週末。僕は、近所のガストに行った。
以前は、週末になるといつも行っていたのだけれど、ここ数週間はちょっとご無沙汰。
だから僕は、久しぶりにゆったりとくつろごうと思った。
僕は、非常に気が散りやすいタチで、家にいると、休日の朝を無為に過ごしてしまうことが多い。
しかし、ガストならば、のんびり落ち着いて過ごすことが可能だからだ。
というわけで、ガストには感謝しかないのだけれど、先週、いつものメニューを注文して、大きな衝撃を受けた。
今回は、その衝撃について報告させていただこう。
僕が、ガストでいつも注文するのは、このセット。
「トースト&ゆで卵セット」に「ミニサラダ」をつけたもの。
トーストをこんがり焼いてもらって、ミニサラダはドレッシングを抜いてもらうのが、僕なりのこだわり。
そういった面倒な注文にも快く応えてくれるのが、ガストの素晴らしいところだ。
ガストに於いて、この「トースト&ゆで卵セット」は、驚異的なコスパのメニューだった。
ドリンクバー&日替わりスープがついて、この7月までの価格は、なんと…。
税込329円!
だったのだ。
トースト&ゆで卵だけなら、この価格を出してくる店は他にもあるだろうけれど、飲み放題のドリンクと日替わりのスープがついて、329円という価格設定は驚異的。
これで儲けが出るのか?と疑ってしまうレベルだ。
僕の場合、ミニサラダ(税込109円)をセットするけれど、それでも、438円。
ワンコインで十分おつりがくる。あり得ない。
モーニング時は、ドリンクバー単品でも税込329円となっているので、いわば、料理とスープの料金はタダみたいなもの。
僕は、ガストの素晴らしさに唸りながら、毎週、このセットを注文していたことを思い出す。
今年8月。
このセット価格は改定されて、税込384円になった。
今の時世、食料品の価格はなんでもかんでも高騰している。
ガストにおいても、原材料費の値上がり状況を考えれば、価格改定はやむを得ないところだろう。
これにミニサラダ(価格据え置き)をつけても、まだワンコインで収まるのだから、十分良心的と言って良い。
ただ…。
先週末、同じメニューを注文しようとしたところ、その価格がまたしても変わっていることに驚いた。
税込505円!
3ヶ月前の価格と比較すると、なんと、約1.5倍の値上がり。衝撃だ。
いつものようにサラダをつけると、615円にもなってしまうから、一瞬、注文確定ボタンを押すのにためらいを覚えてしまった。
僕の近所にあるガストは、朝、非常に閑散としているため、馴染みの店員さんと世間話ができるほど、ゆったりくつろがせてもらっている。
だから、滞在時間を含めたコスパを考えると、それでも十分安い。
ただ、ここ7月までの価格を考えると、その高騰ぶりには衝撃を覚えてしまう。
しかも…。
この価格は、全ガストにおいて共通のものではない。
ガストのWebサイトを見ると、このように案内されているからだ。
税込340円~
?
僕は、何かの間違いじゃないかと思ったが、価格の後ろについている「~」が大きなポイント。
要は、値段の幅があるということで、このような注釈も付与されている。
店舗により内容・価格が異なる場合がございます。
そう。
ガストでは、その地域によって、「地方都市価格メニュー」「都市部価格メニュー」など、さまざまな価格設定がなされるようになったのである。
僕が行っているガストは、その中でも最も高い「超都心価格メニュー」での設定となっており、だから、税込505円にまで跳ね上がってしまうということらしい。
僕の家の近くは、超都心なんかじゃないんだけどなぁ…と思うのだけれど、23区内はおしなべてこの価格設定になっているようだ。
東京は、人件費もかかるのだろうし、それでも十分コスパは高いと言えるのだけれど、以前の価格や、他の都市の価格と比較してしまうと、割高感を感じてしまう。
まぁ、それでもやっぱりあのゆったり感は魅力なので、また行ってしまうと思うけれど…。
【追記】
その後また、僕はやっぱりガストに通っているw
クーポンを賢く使えば、値上げ前より得な場合もあるということが(今更)わかったからだ。やっぱりガスト最高♪